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お片づけがわたしをラクに楽しくしてくれたこと【気持ち編】② わたし、片づけ方を知らなかっただけだった!

みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2021.7.14

こんにちは!


先日、母のサンダルをネットでお取り寄せして実家に届けると



いつもなら箱をとっておく人が、「箱はいらない!」とその場で判断した姿に感動しました。


とりあえず取って置き、一緒にお片づけした時に、必要なかったことや量に苦笑いした体験が、母の選ぶ力をグンと上げてくれたことを感じました。


わたしの母は76歳です!
お片づけがしたくなり、お片づけをコツコツ積み重ねた先にあった76歳の変化。


お片づけがくれるご褒美って、綺麗になった空間だけではないのですよ。


やった〜!



 


では本題に。


「お片づけがわたしをラクに楽しくしてくれたこと気持ち編」の今日は


【わたし、片づけ方を知らなかっただけだった!】と題してお話させて頂きます。


よかったら、お付き合いくださいね。


 


前回、少し触れましたが
お片づけには、「とりあえずのお片づけ」と、「わたしの暮らしやすさに向かうお片づけ」があることを、わたしは知りませんでした。


振り返ると、「どこかに仕舞うこと」がお片づけだと思っていました。モノを移動させるだけのお片づけとも言えるかもしれませんね。


どこかに仕舞うことばかり
いや、どこかに隠すことばかり考えていたのですから


どこの収納が空いていて、そこに何が入りそうか?


と考えがちでしたし


なんでもかんでも一緒に押し込んだりしていたので、とりあえずの片づけ後には、探し物に追われる始末



とりあえず、とりあえずで、いろいろな場所に散らばっていた過去の我が家の書類たち汗


みなさんはいかがですか?


 


 


例えば
出しっぱなしになっているモノがあるとしたら


仕舞う場所を探す前に


【それは、わたしの暮らしに居てほしい?】


という大切な質問があることを、わたしは知りませんでした。


 


ポイント仕舞う前に選ぶ。



テーブルの上に出しっぱなしのペン。
我が家には必需品!


 


その質問の答えが、もし「居てほしい」であれば


次の質問があって


【その居てほしいモノが、どこに居てくれるとうれしい?】


と、自分に尋ねる。


空いている場所に仕舞うのではなく
わたしがうれしくなる場所を考えるなんて
「とりあえずのお片づけ」をやってきたわたしは、知りませんでした。


ポイントうれしくなる仕舞い場所を考える。



リビングで使うことが多いペンだから、リビングに。


 


それから
それから
質問は続き
【どんな仕舞い方だとうれしい?】
と自分に尋ねる。


あの人みたいな収納法をやらなきゃいけないのではなくて


きちんとした人にならなきゃいけないのではなくて


ずいぶん大雑把なわたしに合わせていいなんて


わたしは知らなかったんです。


だから、いろいろ真似て収納用品も買いましたし、「わたし」がない状態で選んでいるのだから、ゴミになる確率も高かったです。


ポイントうれしくなる仕舞い方を考える。



引き出しの中に、よく使う「黒のペン」という仲間分けをして仕舞う。仲間分けのための収納用品は、空き箱で充分だと判断。


 


わたしは片づけができない人だと、ずっと悩んでいたけれど


 


わたしは「片づけ方」を知らなかった人だったんだと知った時


「わたしにはできない!」から
「わたしにだってできるかもしれない!」と
ホッとして泣いたような


 


 


わたしたち、掛け算九九を学校で教えてもらいましたね。


教えてもらったことを、繰り返し、繰り返し、自分の中にしみわたるまで練習しましたね。


 


学びと反復


小さい頃から当たり前のようにやっていたことを、お片づけに関しては、やっていなかったのです。


学校の授業にはなかったし
母からは「片づけなさい!」のこわ〜い一撃でしたから笑


 


 


だから
お片づけに悩んでいる方に出会うと
「知らないだけだから!」
と伝えたくなるのです。


 


目の前のモノをみつめながら


「わたしの暮らしやすさ」という軸で、モノを大切に選んだり、収納場所や方法を、自分と相談することが大切だと知ると


少し、気持ちがラクになりませんか?


お片づけの目的が、他人からの目線でも、性格を変えることでもなく
「あなたの暮らしやすさ」のためだなんて
ホッとしたり、うれしくなりませんか?



いつもはリビングにあるこの竹籠は、わたし専用の文房具入れです。



2階で仕事する時の持ち運びもラクに、それなら見た目もわたし好みとなっています。


 


 


「片づけ方」を知り
わたしと暮らしにしみわたるまで反復していったわたしは
長い間、自分につけていた片づけへの✖️印を 
わたしにもできたね!の◯印に変えることができました。



家はあなた自身です…✖️をつけてたわたしの家と、◯をつけることができたわたしの家は違う表情をしていました。まるでわたしでした。


 


あなたも「片づけ方」を知らないだけかも


 


 


少しずつ
少しずつ
お片づけに安心して近寄ってもらえますように。


 


 


では、来週は「もったいない」についてお話したいと思います。


「もったいない」というお片づけの壁の乗り越え方を知り、わたしは更にラクに楽しくなりましたから。


 


どうぞお楽しみに



最後まで読んで頂きありがとうございました。


 


みつひろ のりこ


 


 


 


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みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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