プロの仕事
2021.8.7
もう、2年ほど前の話です。
朝、会社の給湯室に行くと、清掃会社の方がお掃除をしてくれています。
「おはようございます」と、お互いに挨拶をするので顔なじみという感じです。
ある日、いつもと違う方が作業されていました。
「おはようございます」
とお互いに挨拶をして、私は編集部に戻りました。
それから1週間くらい経った頃、給湯室に変化がありました。
壁中のタイルがピカピカ光輝いているのです!!
あのひとだ!
すごい!
ここで料理はしないから、特に汚れていたわけでもないのに!
小柄な年配の方だったけど、高いところまで磨いたの?!
感動に打ち震えた私は、
次にお会いしたら聞いてみようと決めました。
「おはようございます!あの、タイルがすごいキレイになって!」
話しかけられて、ちょっとびっくりした様子でしたが、
うれしそうにニヤリと口角を上げて
「毎日、少しづつね磨いたの。」
普通の研磨剤と歯ブラシで磨いたこと。
娘さんがいること。
ご自身は外国籍で日本でがんばって働いたこと。
くぅ~カッコいい。
プロフェッショナル~仕事の流儀~みたい。
プロは、ピンチヒッターで2週間限定で来てくれていたそうです。
ウチの台所も給湯室と同じ白タイルなので、汚れてくるとプロの仕事を思い出します。
まだ、給湯室の再現には至りません。
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シゲ
編集部の中の人。イラスト・間取り図の制作のほか、「整理収納アドバイザー」の資格を生かし、編集部内の片づけや、イベント時の荷造り・設営なども手掛けるマルチプレイヤー。愛猫の“うめちゃん”と“たまちゃん”と同居中。
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