知っているとお得! 食べられる木の花&多肉植物

「暮らしとからだに効く植物の名前」300がよくわかる図鑑

2021.8.23

野草だけでなく、よく目にする植物のなかには食用にできる種類がたくさんあります。今回は木の花と多肉植物のなかから、食べられるものをピックアップ。眺めて終わりにせずに、季節感を感じながら、ぜひ味わってみましょう。


サクラ



バラ科 落葉樹 花期:3~4月 


和食や和菓子に欠かせないサクラ。食用に用いられるのは、ヤエザクラが多い。桜の塩漬けにするなら五~七分咲きのものを収穫して。


作り方


ヤエザクラの花茎200gを塩50gで一晩漬け、水気をしぼる。白梅酢60mlを加えて重石をし、3日間漬け込んだのち、数日陰干しして乾燥。ガラス瓶に、塩を交互に入れてふたをして保存する。


ツバキ



落葉樹 花期:9~5月


圧倒的な存在感で、まさに「食卓の花」になるツバキ。天ぷら、炒め物などにすれば、生食だと感じる苦みが消える。ツバキの実をしぼったツバキ油は化粧品扱いされることが多いが、食用油にもなる。



ツバキの実


オボロヅキ



ベンケイソウ科 


「グラパラリーフ」の商品名で、よく見かけるようになった「オボロヅキ(朧月)」。多肉植物ならではの肉厚な葉は、サクサクした歯ざわり。リンゴに似たさわやかな味わいも人気。ビタミン、マグネシウム、カルシウムなどの多くの栄養素を含む。


ツルマンネングサ



ベンケイソウ科 


河原などでよく見かける多肉植物。最近はビルの屋上緑化にもよく利用される。もともと帰化植物で、韓国では「トルナムル」と呼ばれ、山菜として春先から販売。全草に薬効があるとされる。


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