おいしいベリー&可愛いベリー
2021.8.30
ひと口に「ベリー」といっても千差万別。そもそも「ベリー」とは木の実のこと。園芸店には、さまざまな「ベリー」と名のつく植物の苗を見ることができますが、食べることもできる「ベリー」はどれ? 食用にはできないけれど、可愛すぎるベリーもあわせてご紹介します。
収穫が楽しみなおいしいベリー
ブル―ベリー
ツツジ科の落葉樹。6~10月が収穫期。愛らしい青い実はもちろん、可憐なベル形の白い花、秋の紅葉、冬は落葉した姿など季節ごとにさまざまな変化を楽しめる。
ブルーベリーはデザートに用いるだけでなく、肉料理のソースや、ドリンクにも。アイデアしだいで食卓のレギュラー選手になりそう。
ブルーベリーはジャムにすると、さらに大活躍! 炭酸水で割ってソーダにしたり、パンだねに練りこんでもおいしい。
クランベリー
ツツジ科の落葉樹。9月頃が収穫期。おいしい実をつけさせるためには、原産地の北アメリカのような冷涼な場所で栽培を。旺盛にツルをのばして繁茂し、病害虫にも強く育てやすい。
食べられないけど可愛いベリー
チェッカーベリー
ツツジ科の落葉樹。庭の彩りの少ない冬、11~3月に愛らしい赤い実が観賞できる。半日陰でも充分育つので、庭木の下草代わりに育てるのもよい。同じ時期に赤い実を実らせる低木に「センリョウ」「ヤブコウジ」などがあるが、チェッカーベリーの実のほうが大きく、直径1~1.5cmと大ぶり。鳥は大好物だが、人間向きではない。
パープルクランベリー
キキョウ科の多年草。ツツジ科の「クランベリー」とは、まったく別種。7~10月に紫色の実をつける様子は愛らしいけれど、残念ながら食用不可。強い日光が苦手なので、半日陰や木陰で育てる。また耐寒性は乏しく、鉢植えにして冬場は室内に取り込んだほうが安心。
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