作家さんの作品から思い出のものまで アートをおしゃれに飾りたい!



Comehome!

2021.9.15

アートと聞くと、ハードルが高いイメージですが、実は手ごろなものも多くインテリアにも取り入れやすいんです。絵はもちろん、飾り方を工夫すればお店でもらったポストカードや道で拾った木の枝や石さえアートとして楽しむことも。


この記事は、Come home!64より抜粋しています。


INTERIOR WITH ART SCENE 01
アートを飾ることで
子どもの感性も磨かれるといいな 
片山香奈さん


壁やニッチなど、視線の高さにディスプレイ。娘も「こっちがいいんじゃない?」なんてアドバイスをくれるように。


 アートの原体験は祖父の家。動物のツノが壁に飾られていて、幼心にカッコいいなと思っていたんです。額も手作りで、手彫りの跡の一つひとつに違いがあり、なんだかあたたかい気持ちになって。 父が美術館によく連れていってくれたのも、強く記憶に残っています。そうして幼いころに養った感性を、料理の盛りつけや服選びなど、暮らしのあちこちで役立てています。 娘たちにも同じような体験をさせたいなと思い、アートを家に飾るように。


複数で飾るときは
色のトーンが同じものを合わせて


遠くから見てバランスを確認しながら位置 を決めました。木製の飛行機やツノのオブジェ、マクラメ編みのハンガーなど、自然素材のものが主役。

壁に対し作品が平行になるよう、後ろにメラミンスポンジを入れて。


職人の手仕事が生かされた
民芸品を集めています


毎号購入しているスペインのインテリア誌の表紙を際立たせたくて、まわりには木や石をシンプルに生かしたオブジェを並べました。

Emily Fischerによるカイトのモビール。実際に飛ばせるよう設計されているそう。

「グランピエ」で購入したスペインの動物の壁飾り。祖父宅にも動物アートが飾ってあったからか心ひかれたんです。

「山香デザイン室」の本形カレンダーを、民芸品や椅子にまつわる本と合わせてリビングにディスプレイ。


選んだのは作家さんとお会いして買った作品、子どものころに実家にあったもの、娘たちがなんとなしに落書きした絵など、それぞれに思い出があるもの―― 。どれも懐かしく、あたたかな気持ちにさせてもらえるものばかりです。 アルバムを引っぱり出さなくても、思い出をいつでも見られるのもうれしいこと。毎日目にする場所にさりげなく飾っておけば、自然と子どもの記憶にも残ってくれるかなと願っています。


INTERIOR WITH ART SCENE 02 
ポストカードや娘の描いた絵など
思い出のものを額装して飾っています
板井亜沙美さん


思い出のカードをアートとして楽しんでいます。娘のファーストスプーンも飾って。まとまりが出るよう、キッチンの作業台や壁掛け棚の色と同じ木の額に。


学生のころ、展覧会で買ったポストカードやポスターを額に入れて部屋の壁に飾ってみたら、それだけで空間が華やかになったことに驚いて。以来、アートを家の中に取り入れるようになりました。


高さに緩急をつけて並べると
たくさんあっても一体感が出ます


上段はナチュラルな茶系、下段の左は黒系、右は白系と色別にゾーニングしたので、ごちゃつきも感じません。奥に背の高いもの、手前に目立たせたいものを置いたら、リズムもよくて。


額縁内に余白をとることで
特別感が出るんです


フィリップ・ワイズベッカーのポスターはそのまま額に入れるより、台紙を敷くことで余白がとれ、よさが際立ちます。

娘の描いた絵をパソコンに読み取ってチューリップの形に加工しました。凹凸のある個性的な額とぴったり。

娘の1歳の誕生日のために手作りした選び取りカード。娘が選んだ”Art”と”Science”を記念に額装しました。

ターコイズブルーの地面とハトが印象的なアートは夫が撮影した写真。華奢な額縁がお似合い。


夫が撮った写真や
井上陽子さんの作品が廊下の主役


右は井上陽子さんの布ポスター。絵で花を愛でたくてお迎え。左は夫が撮影した「ラ・トゥーレット修道院」。

主張が強めな作品は廊下に。生活と少し切り離された場所だから、前を通るたび頭も冴えるんです。


家に飾るアートは、美術館とは違って時間を気にせず、リラックスした状態で好きなだけ眺められるのがいいところ。家事や子育ての合間、ふとした瞬間でも目に入ると心をほぐしてくれます。身近にあるおかげで、インスピレーションもわきやすくて、デザイナーという仕事に生きることもよくあるんです。 最近は子どもの成長にまつわるものを飾る機会がふえました。友人からもらった出産祝いのポストカードやファーストスプーン、自作の選び取りカード――。なにげないものでも、余白をぐっととって額装するだけで、たちまちアート作品に格上げされます。好きなものを好きに飾れるのも、家でアートを楽しむ面白さですね。 


今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line