クローゼットのお片づけで迷う服と向き合うコツ



みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2021.9.15

こんにちは!


最近読んだ魔女の宅急便の作者でもある角野栄子さんの本に、すごく幸せな気持ちにして頂きました。



この本のなかで栄子さんは、家を建てる時、大好きな本のために沢山本棚を作ってもらい、今ではキッチンにも本が…大好きな本のために食器を減らしたとありました。モノだけでなく、どの分野においても自分の優先順位をよく知っていらっしゃる暮らしぶりに、学ぶことが沢山ありました♩



では、今日は


【クローゼットのお片づけで迷う服と向き合うコツ】と題してお話させて頂きます。


よかったら、お付き合いくださいね。


クローゼットに、大好きで必要な服だけだったらお片づけしなくていいのに
「クローゼットをどうにかしなきゃ」
と思う時にはきっと、大好きでもなく、すごく必要でもない服があると薄々気づいているからではないでしょうか?



わたし自身、クローゼットのお片づけがしたくなる時は、
その薄々気づいていることに蓋ができなくなった時で
だったら、その薄々気づいている服を手放せばスッキリするだろうに…、捨てたら後悔するんじゃないか?
と、お片づけしていても未練タラタラで進まないということを繰り返していたことがありました。



みなさんはいかがですか?



クローゼットのお片づけに悩む時は、きっと自分が思い描く理想のクローゼットではない時だと思うからこそ
「お試し! 理想のクローゼット」を提案したいと思います。


まず、自分に
「捨てろなんて言わないから、安心して思いっきり好きな服だけにしてみて!」と言ってあげてください。


理想はあるのにクローゼットのお片づけで手が止まるのは、薄々気づいているモノの行き先に迷う時。だけどかなりの確率で、本当に好きか?の答えは出ているように思います。


捨てることがこわくて、「まだ好きかもしれない」「また着るかもしれない」と、ちょっぴり自分をごまかしてクローゼットに戻してしまう。


本当の本当は、今よりスッキリさせたいのにね。




だから試してみませんか?
捨てなきゃ!と自分を追い込む前に
理想のクローゼット生活を♩


クローゼットを見渡し
大好きでたまらない服と
今の自分に必要な服を
素直に選んでみてください。


捨てませんから
高かったとか、買ったばかりとか、頭を使わずに「好きだなぁ」「これがないとなぁ」と、思わず手が出る服を選んでください。


再度言いますが
この時、頭を使わないことが大事で
「心が素直に反応する服」を選んでくださいね!


その「心が素直に反応する服」だけを、掛けたり、引き出しに収めた姿を眺めてみてください。


自分の「好き」が集合した姿を眺め、どんな気持ちになるかを体験してみてほしいのです。



理想から程遠い時より、「好き」が並んだ姿や余白を感じれる理想に近い心地よさは、モノへの未練より、暮らしや人生への希望を生み出してくれる気がするからです。



もっとわかりやすく言うなら、テーブルの上にモノがいっぱいある状態より、スッキリ片づいた状態の方が、さらに心地よく暮らせるようにと考えたり、必要なモノとそうでないモノの判断が的確にできそうな気がしませんか?♡




大好きで必要な洋服を選んだあとは
「迷う服」たちが目に入ってくるはずです。


いろんな気持ちが入り混じるような「迷う服」たちは、綺麗に畳んで箱や袋に入れて隠しておくのはどうでしょう!



捨てないから、安心して、好きと必要だけの心地よいクローゼットを味わってみてください。
味わう中で、箱に収めた服の中で、やっぱり必要だ!と感じたものがあった時は、クローゼットに連れてきてあげてくださいね。
迷いの服が山のようにある…そんな時は、迷う理由が違うものが混ざっているからかもしれません。


着る可能性があるかもと迷う服と
着ないけどもったいないと迷う服。


これらは、別々の箱や袋に入れてくださいね。なぜなら、行き先が違うから。


「お試し!理想のクローゼット」への道をまとめますね!


①本当に好きで必要な服
②着る可能性があるかもと迷う服
③着ないけどもったいないと迷う服


に分類してみてください。


①、②、③にも当てはまらなかった服は
すぐにさよならすることになります。


①は心に尋ねる。
②はハッキリと答えが出るまで保管。
③は自分の想いにぴったりな手放し方を探して、決めて、行動に移す。



念を押しますが
迷う服が②なのか③なのかの違いは大きいので、しっかり分けることが大切です。
②より③は、早めに家から出してあげられる服だからです。迷って袋に入れて終わり…はなし!ですよ。


捨てなきゃ!と自分を追い詰めるからお片づけが遠のいているとしたら、捨てる前に体験できる「お試し!理想のクローゼット」はオススメです。



わたしは最近、「お試し理想の食器棚」をやりました。体験しながら、使うかもしれないと迷っている食器たちへの答えが出る日が待ち遠しいです!




クローゼットのお片づけも
こわくないよ♡



まだまだクローゼットのお片づけのお話は続きます。


来週は、③についてお話する予定です。


お楽しみに〜。




今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。



みつひろ のりこ


 


 


 


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みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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