クローゼットの中の痩せたら着るかも⁈の服
2021.9.22
こんにちは!
クローゼットのコラムを書き始めてから
クローゼットのお片づけをしてくださったことや、新しい引越し先にクローゼットがないけど大丈夫!と思えた…などのうれしいご報告を頂いています。ありがとうございます♪
今回、予定では洋服の手放し方についてでしたが、女性のわたしたちが後ろ髪引かれてしまう洋服があるなぁと感じたので、お話しておきたくて変更します♡
本日は【クローゼットの中の痩せたら着るかも⁈の服】についてです。
よかったら、お付き合いくださいね。
クローゼットには、女性のいろんな気持ちがあらわれているなぁと感じます。
昔のわたしのクローゼットは「人にオシャレと思われたい!」気持ちがあらわれ、いろいろな服があるのに満足感がわかないものでした。そこには認められたい気持ちなどがあらわれていましたね。
お片づけサポートで目にするクローゼットには、さみしさや不安、過去への想いや自分への否定などがあらわれていたりします。
そんなクローゼットでよくお見かけするのが「痩せたら着るかもの服」です。
痩せたら着るんだぁ♩
という気持ちより
いつか痩せなきゃとため息混じりな気持ちを感じることが多いです。
いつか痩せなきゃ
いつか痩せなきゃ
このままではいけない
このままではいけない
読んでいてどうですか?
痩せたい方も、そうでない方も
気持ちが上がったり、ワクワクしたりしますか?
痩せたら着る服が、自分のモチベーションになっているとしたら、それは宝物です。
痩せたら着る服が、ため息を生み、自分責めを引き起こしているとしたら…。
日々、無意識に感じていることの積み重ねで未来がつくられます。
洋服を眺めるたびに、痩せたら着るぞ〜という上向きな気持ちを感じている人は、きっと痩せて着る未来に向かっているはずです。
洋服を眺めるたびに、痩せなきゃ〜と感じているとしたら、そこには、なぜ太ったんだろう、なぜ痩せられないんだろうと、同時に自分責めが発動し、現実への落胆を日々重ねているのですから…理想の未来に向けて行動する力がわいてこないのではないでしょうか?
わたしたちは、日々の中で気持ちも身体も変化します。特に女性は、心身のバランスを保つのが難しい時期もあります。
体型が変化した自分が気になる時に
痩せなきゃ!と自分を追い込む前に
何か自分への労いや優しさが足りてないのではないか?と考えてみてほしいのです。
忙し過ぎて、不規則になっているのかもしれません。
ストレスが積み重なっているのかもしれません。
よく眠れていないからかもしれません。
無意識の自分責めにヘトヘトなのかもしれません。
味わって食べることから遠ざかっているのかもしれません。
やりたいことがやれていないモヤモヤがあるのかもしれません。
ホルモンのバランスが乱れているのかもしれません。
今、書いていて思ったのは
もし、大切な人がこういう理由があって体型が変化したとしたら、わたしは優しくしたいし、その人自身も自分に優しくしてほしいと願うと思います。
わたしが思う自分に優しく…とは、自分の本当の気持ちに気づいてあげるということ。
その優しさの先には
そのままの今の自分を受け入れ、寄り添いたくなる気持ちや
理想の未来に向かいたくなる力がわいてくる気がします。
痩せたら着ようと思っている服は
今のあなたを幸せにしてくれていますか?
毎日、頑張って生きているあなたを
更に追い込む理由を増やさないでほしいから
サイズが合わなくなったことを、自分に優しくするキッカケに変えてもらえたら嬉しいな。
わたしにも経験がある「痩せたら着るかもの服」との暮らし。手放した後に気づいたのは、その服があることで無意識に感じていたプレッシャーの大きさでした。手放して困ったことは1度もなく、あんなに手放せなかったのはなぜだろう?と思うほどにスッキリ爽快な気分に驚きました。きっと、過去でも未来でもなく、今しあわせに暮らすことを選んだスッキリ感だったように思います。
振り返れば
過去でも未来でもなく、わたしが今しあわせだと感じるまで自分に優しくした結果の選択だったのです。
わたしはもうすぐ48歳になります。
更年期…という事も気になるようになりました。そんなわたしが思うのは、そろそろお尻を叩いて力を出すのではなく、優しく労いながら歳を重ねるからこその力をいかして、生きる時期にきたのではないかなということ。
痩せたらオシャレしよう!もありですが
今もかわいい♡もあり!で
わたしは今もかわいいの先に
痩せた〜が来たら最高だと
希望は失わずにいたいです♪
痩せたい!けど笑
今日もしあわせでいたい。
腕が細くなったら…と、この夏何度も感じては袖を通さなかったお気に入りのワンピース。
来年の夏にまた同じことを感じていたら
手放します。
痩せたら着るかもの服とは、こんな約束も大切です。
いつか
いつかで
力も空間も時間も失ってしまうことがあるから。
痩せたら着る服へのわたしの考え方に
お付き合いくださり
ありがとうございました。
歳を重ねたからこその想いでもありました。
では、また来週♩
みつひろ のりこ
みつひろのりこ
ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。
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