秋の庭のドライフラワー

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2021.9.23

 みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。


 Come home! Vol.65の連載コーナーでは、我が家のお庭を取り上げていただきました。インテリアの延長にあるような庭を作れたら…と、何年もこつこつ作業してきたので、誌面でご紹介いただけて良い記念となりました。


 誌面で見ていただける我が家の庭は7月上旬のまだまだ緑がモリモリと茂っている最中のお庭でしたが、今の庭は、お花がくすんだシックな色合いになり、秋の花がきれいに咲いています。すっかり肌寒い北海道で、この時期にきれいに咲いてくれる花は貴重です。健気な姿に癒されつつ、もうすぐ長い冬が来てしまうなぁと少しずつ覚悟をしていくきっかけにもなります。



 すっかり白からグリーンへと変わった大きなアナベル、大好きなワレモコウ。どれもドライフラワーにすると長く楽しめるので、隙間時間ができると作業を進めます。今回はそんなお話です。ぜひ最後までお付き合いくださいね。



 ワレモコウはとっても背が高くなるのですが、今年はちゃんと支柱を立てなかったのであちこちに倒れてしまっていました。そのため、お花のつき方も曲がったり片寄ったりしていますが、切ってしまうと気になりません。たっぷりまとめて飾っても、一本だけひょいと飾ってもかわいいので、この「良い色」の時にカットします。



 大きなアナベルは、先人たちはもうドライフラワーにしていて、今時期は遅れて咲いた、のんきなお花たちをドライフラワーにしています。白いアナベルは、真っ白なお花から緑に代わってからドライにしないと、お花がしわしわとしぼんでしまうので、緑になってから収穫。ざぶざぶと豪快に洗います。



 水が切れるまで、ウッドデッキのワイヤーに逆さに吊るして干します。



 みんな逆さまに。半日くらい干したら



 あまり日の当たらないところに干します。45日でカラカラに乾燥するので、完成したら箱にしまったり、壁や天井、花瓶の中に飾りながら収納したりしています。



 大きめの品種じゃなかったはずでしたが、今年のアナベルは長女の顔がすっぽり隠れるほど大きなお花でした。



 ドライフラワーが完成した日、子どもたちと何か作ろうかなぁと思っていたら、次女はもう夢の中でした。今度またゆっくりトライしようね。



 おうちの中にはお庭の生花を少しだけ活けました。生花にも、ドライにも、それぞれの良さがありますよね。生花は色鮮やかで生き生きとしていて、見ていて元気になります。お庭の生花を楽しめるのもあと1ヶ月ないかな?今のうちに楽しみたいと思います。


 私はずっと疑問に思っているのですが、雪の降らない地域では一年中何かしらのお花が咲いていたりするのでしょうか?冬の期間、一面が雪で真っ白の世界になる北海道。そこに暮らす私にはなかなか想像できないのですが、もし何かしらの植物が冬でも楽しめるなら、とっても羨ましいなぁと思います。



 ふたりは夕方遅くまで庭のカエルを探していました。寒いからもうあまり出てこないかもしれないね。(カエルが寒さをしのぐために土の中にいることもあるので、草取りをしていて急に現れると時々ぎょっとします 笑)


 


さて、次は何しよう?


 


 


 


馬狩さんのこのほかの連載記事はこちら


馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line