クローゼットのお片づけ…洋服の手放し方
2021.10.6
こんにちは!
今年もあと3ヶ月となりましたね。
早いな〜。
先日、近場でのお泊まりを楽しんだのですが…掃除の行き届いた空間や、収納に惜しげもなく使われた質の高い竹籠や、心地よい寝具、花のしつらいや食事の全てに、驚くほどの刺激を受けました。
美しい空間に身を置いたことで、わたしの日常に取り入れられないか?とワクワクしています。実際に触れて感じる大切さ…しばらく引き篭もっていたわたしには、必要な時間でした。
では本題に♡
【クローゼットのお片づけ…洋服の手放し方】についてお話させて頂きます。
よかったら、お付き合いくださいね。
9月からお話してきたクローゼットのお片づけですが…
今の環境での心地よいクローゼットのイメージを固め、今の環境において最大限自分を満足させる洋服を、今の環境や自分にふさわしい数に厳選していく。
迷う服があれば、
それは着たいから迷っているのか?
もったいないから迷っているのか?
自分の気持ちを確認する。
自分は着ないけど、捨てるのはもったいない…という服。
あげるor売る
もったいなくて捨てたくない!が前提となりますから、ざっくり分けるとこんな感じでしょうか。
自分が着ないから捨てる…これはお片づけ後、直ぐに家から服が出ていきますから、早くにクローゼットはスッキリしますが、人の気持ちや考え方にはいろいろありますよね。
★自分は着ない服をあげる場合
まず、あげる相手を見つける必要があります。寄付という方法もあるようですね。
ここで大切なのは、相手が喜んでくれるか?ということです。
リサイクルではなく、着てもらうことを想像するのであれば特に。
お片づけサポートの現場でもよくあるのが、捨てることへの罪悪感から逃れたくて、誰かにあげようとするパターン。実家に送ります!など、相手の幸せに気持ちを傾けていない状態の言葉を耳にするたびに、片づけの手を止めて、お客様とじっくりお話してきました。
あげようとしているその服…「あの人に絶対似合う!」そんな気持ちからですか?
押し付けてはいませんか?
寄付しようとしている服…「きっと喜んでもらえる!」そんな気持ちが湧いてきていますか?
あなたがもらう立場だとしたら、どんな気持ちが込められた服だとうれしいですか?
わたしは以前、友だちから「のりちゃんの方が絶対似合う!」と言って真新しいブラウスをもらいました。そのブラウスはわたし好みでした。友だちの気持ちと、わたしの気持ちが両思いの体験でした。
気持ちは見えないけれど
気持ちは大切。
気持ちは見えないけれど
気持ちは伝わる。
★自分は着ない服を売る場合
まずは、自分に合った売り方を見つけましょう!
売るという手放し方は、検索すればいろいろ出てくると思います。
お片づけサポートの現場でもよく耳にするのがメルカリ。長い間出品中のものや、出品する予定だとクローゼットに居座っている服を何回も目にしてきました。
まだ売れていない!とか、いつか出品しなきゃ!と見るたびに感じるものとの暮らしを、心地よいと言えるでしょうか?
売る場合も、なるべく早く家から出していくイメージで、自分に無理のない売り方を選択してほしいです。
売るという手放し方を選択すると、どうしてもお片づけで心地よくなることより、少しでもお金に変わることに気持ちが行きがちですが
心地よく暮らすことを目指してお片づけを頑張っていることを忘れないでくださいね!
売れなかった場合の処分期限の設定も大切です。
ここでわたしの手放し体験のお話を。
綺麗な状態のものをメルカリが得意な友だちにあげて喜ばれたことがあります。(わたしにはメルカリは向いていないため)
大切にしていたお気に入りが似合わなくなったと感じたことから、綺麗だからこそどなたかに…という気持ちと、もしお金に変わったら更にうれしいなぁという気持ちから、買取に出したことがあります。入れ物も送ってもらえて、集荷にも来てもらえるシステムで、わたしにはラクで早くてピッタリでした。
査定額の説明に、いいもので状態もよく…そんな言葉がありました。査定額は覚えていないけど、大切にしていたものを受け継いでもらえることがうれしい手放しだったことを覚えています。
それからわたしは、あげるも売るも選ばず
これからのわたしの心地よい暮らしへの戒め⁈に、捨てるという痛みを味わう選択をすることもあります♡わたしは、捨てるという痛い経験が、買い物する時によく考えるという習慣に繋がるタイプだからです。
最近のお買い物も、お片づけからの学びが活かされています。
手放し方…
どれが正解かというお話ではなく
お片づけ後の理想の暮らし、理想の自分に繋がっているか?が大切だと思っています。
1番の望みがスッキリ暮らしたい!だとしたら
スッキリに繋がる手放し方を優先して選択しましょ♪
あげるor売る
捨てるより、なんだか気持ち救われる気がしますが、配慮や手間などの時間や気持ちへの負担もあります。
みなさんにとっての理想のクローゼットに向かう「心地よい手放し方」が見つかりますように。
想いのある、思いやりのある手放し方は
きっと
きっと
目には見えない幸せの循環を生んでくれると思います。
捨てることになったとしても、その捨てることになった服が、チクリとした胸の痛みと共にお金には変えられない、これからの心地よい暮らしへの大切なヒントをくれますから…安心してくださいね♡
お片づけはあなたが主役です。
みんながやってるから…ではなく
「手放し方」もあなたが選んでくださいね。
最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました。
来週もまた
ここでお会いできたらうれしいです。
みつひろ のりこ
みつひろのりこ
ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。
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