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【野の花を飾り リサイクルの道具を生かす】癒しのわが家。(前編)

Comehome!

2021.11.1

快適で癒やされる空間を作るには、お金をかけて特別なものをそろえる必要はありません。 身近にある自然や、のんびりと時を流れてきた古いもの、涼しげなガラスやぬくもりのある木の雑貨――。 ナチュラルインテリアでおなじみのものが味方になってくれます。本日から前・後編でご紹介するのは、自然豊かな島に住む盛さんの“癒やしのわが家”。島の自然やつながれてきた物語を抱きしめるように暮らしたい、そんな想いが伝わってきます。


この記事は、Come home!64より抜粋しています。


散歩道で摘んだ草花や 
浜辺で拾ったシーグラスを飾り

キャンドルを灯して夕暮れを眺める――
そんなひとときが、何にも代えがたい幸福です
<盛 亜紀子さん>


窓際には古道具も扱う雑貨屋さんで購入した古い事務用机を。キャンドルを灯しながらお茶をして、おうちカフェも楽しんでいます。


子どもたちが見つける
自然のおすそ分けがわが家のインテリア


娘は庭や小道で島の草花をよく摘んできます。どこにでも咲いている野花でも、さっといけると可愛くて。

娘が学校帰りに拾ってきた、花の形のままきれいにドライになったツバキ。なんだかけなげに感じて、そのまま飾っています。

海に遊びに行くと、子どもたちが必ず拾うシーグラス。ガラスジャ ーに入れると涼やか。

海岸で拾ってきた貝殻にお清めの塩を入れ、玄関に置いています。


関東で生まれ育った私が、縁あって島に移住したのは 16年前。想像以上にのどかで、何もない島です。だからこそ、海や夕日、草花などの美しさに目がいくのかもしれません。子どもたちは貝殻やシーグラスなどいろいろなものを拾ってきては棚に並べたり、瓶に入れたり。「こんなのどこで見つけたの?」と驚くときもあるけれど、意外と可愛くて、そのまま飾ることもしばしばです。娘が摘んできた野花を一緒にいけながら、「このバランスは?」なんて試す時間も愛しくて。 島の自然の恵みは、そんな楽しみも教えてくれました。


窓辺にレースをかけ お日さまを取り入れ
照明の代わりに たくさんのキャンドルを 


窓辺にはキャンドルコーナーを。電球とは違う自然な炎のゆらぎに癒やされます。

生花を楽しんだあとはドライに。白いパンパスグラスは島で育てられたもの。 動きが出るようすべてを普通のカーテンにせず、アンティークレースや半端丈の布を取り入れて。


こんなありさまだから、どこの空間を切り取っても雑多なものであふれているわが家。でも生活感のある、 わが家らしいバランスが心地よくて。最近は家族が寝静まったあと、キャンドルを灯して音楽を聴くのが至福のとき。太陽とともに日常がある島にいると、「テゲテゲ(適当に)」でも大丈夫と思えるのです。 


※後編は11月2日(火)公開予定です。


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