あずきでほかほか

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2021.11.18

 私があずきであんこを炊くことを知ったご近所さんが、あずきを収穫させてくれました。
 収穫しながら子どもたちは「あずきのアイマスクを作りたい」と楽しみにしていたので、今回トライしてみることに。


 ずっとお付き合いしてくださっている方はご存知の方も多いのですが、実は私、針仕事はまったくできなくて、長女が幼稚園の時に着ていた園児服のかけひもを手縫いでつけたのが最後、あとは夫か母にそっと託しています。やってできないこともない…。だけど、私にとって苦痛で仕方ないのが針仕事。できたらいいなと思いながら逃げ続けています。
 そんな中、あずきのアイマスクを作りたいだなんて、どうしたものかとややしばらく悩んでいました。
 そこでひらめいたのが、「縫わないあずきのほかほかグッズ」。縫うのが苦手なので、くっつける箇所は最小限になるように。そして、針を使わないでくっつける方法で。



 材料は、すべてセリアで揃えました。
・きんちゃく(両手サイズ「DRAWSTRING BAG COTTON」と片手サイズ「GIFT BAG 3」)
・カバー「足ポカシート」
・お茶パック
・アイロンで接着する裾上げテープ


 きんちゃく型のものを使えば、口部分を留められればあずきは出てこないので、金具のついていないきんちゃくを採用しました。



 まず、5センチくらいきんちゃくの口を折り返して、



 接着テープを折った部分に沿って一本、入口あたりに一本アイロンで留めます。



 そしてあずきを適量中に入れて…



 折った口を元に戻して、剥離テープをはがし、アイロンで接着させます。



 ほら。逆さまにしてもあずきがこぼれてきません。



 これをレンジ600W130秒あたためてから、足カバー(脚をここに入れてぬくぬくさせる商品です)に入れて使用します。



 長女は「これ、眠れる~!」と喜んでくれました。顔をうずめて気持ちよさそうにしています。



 長女は最近、朝の登校時間に近づくと「お腹が痛い…」と言うようになりました。4年生の今、体の変化が少しずつ出てくるお年頃で、不安なこともあるんだなぁと感じています。
 朝は無理をさせず早めに準備だけさせて、ソファでカイロをしながら横になっているのですが、これからはこのあずきのカイロが役に立ちそう!



 もうひとつは、お茶パック2つを小さな巾着に入れて手のひらサイズのあずきのカイロ。600W30秒温めます。アイピローにしてもいいし、手を温めてもいいし。セリアでミニきんちゃくが3つ入っていたので、3つ作っていつでもだれでも使えるように。



 あずきのカイロは小豆のいい香りがして気持ちもほっこり。繰り返し何度も使えますが、豆がはじけてきたら処分。ワンシーズンは使えるかな?



 針仕事が苦手な方でも10分でできちゃうあずきのカイロ。お店で売っているお腹に乗せるサイズのものは1000円ほどします。今回は、あずきをたくさんいただいてお家にあったので、お安く仕上げられました。古いあずきがお家にある方、あずきの香りに癒されたい方、ちょっとトライしてみませんか?簡単なので、お子さんと一緒に作っても◎


 


 


さて、次は何作ろう?


 


 


→ 前回の記事【お次のDIY…でも腰が上がりません】


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馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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