キッチンのお片づけで降ろした、いいお母さん像
2021.12.1
こんにちは!
あっという間に師走です。
昔は、年末まで大掃除に追われていましたが…最近は、お片づけのおかげで、秋から少しずつ新しい年を気持ちよく迎える準備をするようになり、ラクになりました。
大掃除が、掃除ではなく、片づけから始まっていたから、なかなか終わらなかったんだなぁ…と、今ならわかります。
みなさんは、いかがですか?
今年を締めくくる12月は
わたしがこれまで見つめてきた、愛おしいお片づけのことを、お話していきたいと思います。
本日は
【キッチンのお片づけで降ろした、いいお母さん像】です。
よかったら、お付き合いくださいね。
お片づけのサポートに伺うと、溜め込んだモノから、その方の心の声を知ることがあります。
人は、無意識に、自分の何かを補おうと
モノを手に入れてしまうものかもしれません。
ある日のキッチンのお片づけで、どんどん出てくるお菓子づくりの道具。
まだ使っていないモノばかりで、そんなお菓子の道具たちが、ママの気持ちを代弁してくれているように、わたしには感じました。
「いいお母さんにならなくちゃ!」
そこには楽しそうな雰囲気はなく
今のままじゃいけない
今の自分じゃ足りない
書いていても苦しくなる様な気持ちを感じました。
お菓子づくりが好きな人もいれば
好きではない人もいる。
お菓子づくりが好きな人が⭕️で
お菓子づくりが好きではない人が✖️なのか?
こんな時は必ずお片づけの手を止めて
お話をします。
手作りのお菓子=子どもへの愛情
そんな方程式をつくり出し、苦しんでいないかな?と。
自分が作ったおやつを、子どもたちと食べてもいいし
誰かが作ったおやつを買って、子どもたちと食べてもいい。
どちらの場面の自分が笑っているか?
を想像してもらうのです。
こだわっているのは
「手作り」なのか
「手作りするお母さん」なのか
自分がどちらなのかに気づくことが大事だと
わたしは思うから。
落ち着いて、想像してもらうと
手作りのおやつを買って、子どもたちと食べている時に、自分は笑ってると
何かから解放されたような、ホッとした表情で答えてくれたのが印象的でした。
彼女も素敵なお母さん!
お片づけって、本当に優しくて
無意識に背負っていた肩の荷を降ろさせてくれます。
本当はどうしたいの?って
本当はどう生きたいの?って
お片づけが優しくインタビューしてくれるからだと、わたしは思っています。
誰かは「おやつを笑顔で手作りするお母さん」かもしれない。
だけどあなたは
「おやつを笑顔で手作りできないお母さん」なのではなく
「とびきりの笑顔で、子どもとおやつを食べることができるお母さん」なんだということをお伝えでき、一緒に笑い合えたことがうれしかったです。
子どもを想って手作りしたおやつにも
子どもを想って選んだおやつにも
お母さんの愛はいっぱい詰まってる♡
自分がどうありたいか?が見えてくると
大切にしたいモノも見えてくるから
お片づけが気持ちよく進んでいきました。
お片づけって
自分へのダメ出しの機会ではなく
自分の良さに気づいていく機会です。
自分ができることを知り
自分ができることを最大限、暮らしに活かせる最高の機会なのです。
★おまけ★
これは、先日92歳のおばあちゃんから頂いたおやつです。ビニール袋に詰めてくれたお菓子に、愛がいっぱい詰まっているのを感じました。
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました♡
みつひろ のりこ
みつひろのりこ
ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。
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