大切な自分のためのキッチンのお片づけ



みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2021.12.8

こんにちは!


寒さが厳しくなってきましたが、お元気ですか?


先日、久しぶりに母を連れて買い物に行ったら…母ったら、服を買いながら、「あれとあれを手放せる!」と呟いていたのには驚きました。一緒にお片づけした効果が出てます♡




では本題に。


わたしが見つめてきた、愛おしいお片づけの2回目は…


【大切な自分のためのキッチンのお片づけ】について、お話させて頂きます。


よかったら、お付き合いくださいね。



お片づけの相談も多いキッチンは、毎日立つ場所で、朝から立つ場所です。


気分がいい時も、すぐれない時も、毎日。



ある日のお片づけサポートで、キッチンに足を踏み入れると…わたしは、ママを抱きしめたくなりました。


毎日、ここでよく頑張ってきたねという気持ちと
もっと幸せになっていいんだよという気持ちが溢れ、抱きしめたくなりました。


片づけたかったけど
綺麗なキッチンに立ちたかったけど
日々がいっぱいいっぱいで
どうしたらいいのかわからなくなって…と
キッチンから、ママの気持ちが聞こえてくる気がしました。


そして、そのキッチンからは、沢山の「お掃除グッズ」が出てきました。


いつか綺麗にしなきゃという気持ちが、常に心のどこかにあるからこそ
買い物先、カタログ、ネット…で目に止まり、購入し、いつか綺麗になる気がしてホッとする。


その繰り返しを想像させるいろいろなお掃除グッズたちに、わたしもそうだったからこそわかるから…胸がキュンとしました。


なぜ、お掃除グッズが使われず買ったままになっているか?というと、掃除の前に片づけが必要で…気軽に掃除に取り掛かれなかったからではないかな。



自分のこと、自分の気持ちを、ずいぶん後回しにしてきたことをキッチンから感じたからこそ


お片づけを始める前に、ママの手を握り


自分を「大切な人」と考え、大切な人を立たせたいキッチンを目指しますよって伝えたら


「自分を大切な人だなんて、そんな風に考えたことはなかった」と、涙がポロポロ流れた瞬間が忘れられません。



自分を「大切な人」と設定したことで、キッチンやキッチンにあるモノとの向き合い方も変わりました。


それは「大切な人」に使わせてあげたいモノ?…迷った時、そんな風に声をかけてあげると、自分が心地よい方へと選択していきました。


窓辺の山盛りの水切りカゴが
キッチンのお片づけの仕上げ時には
観葉植物に変わった感動がよみがえります。


彼女が彼女を大切にしたお片づけの、最高のクライマックスでしたし、後日、片づけ時と変わらない、何ものっていない作業テーブルに、庭の花が飾られた写真を送ってくださいました。


彼女が彼女を幸せにしているアカシだと、わたしは泣いてしまいました♡



誰かのキッチンと競って片づけるのではなく


母だから、女性だから片づけできなきゃと片づけるのではなく


自分という「大切な人」の心地よさのために片づけるからこそ、自分にとって愛おしいキッチンが生まれるのだと思います。



「大切な自分のため」と言っていますが、結局ね…自分の機嫌がよくなり、周りに優しくなれちゃうのだから、大切な誰かの幸せにも繋がっているのです。


そんな報告も、これまで沢山受け取らせて頂きましたもの!



大切な自分を、毎日立たせてあげたいキッチン


大切な自分が、穏やかな気持ちでいれるキッチン


大切な自分が、毎日、ラクに綺麗を保てるキッチンとは


どんなキッチンでしょうか?


ちょっと考えてみてくださいね♡



お片づけが気になる時は、自分を大切にするチャンス到来です♪


掃除への腰が重く感じる時も、お片づけを始めるチャンスかもしれません。



ひとりで前を向けない時は
誰かに手伝ってもらってくださいね。
自分を追い詰めることなく
力が湧いてくるお片づけをしてほしいから。
恥ずかしくなんかないから♡



お片づけのこと
話し出したら止まらない笑


今日はこれくらいにしておきます。


ではまた来週、お話聞いてくださいね!



最後までありがとうございました。




みつひろ のりこ


 


 


 


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みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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