数や量を決めれば景色はすっきり心は軽く 権藤さん(前編)
2020.9.3
素敵な器、おしゃれな洋服、日用品のストックなど、ものがふえるたびに
「どこにしまうか」に頭を悩ませていませんか。そのたびに収納スペースを設けるのは大変!
それよりは必要なものの数や量をあらかじめ決めてしまうほうがラク。
買ったり処分したりするタイミングも決まって家はすっきり、心も軽くなります。
" 納まるぶんだけ" を意識したら必要なものや量が明確に!
家事もはかどるようになりました
権藤 史さん
KITCHEN & DINING ROOM
お茶セットはワゴン1段分ふきんは用途別に3 枚カトラリーはサイズ違いを3 種

見せる収納をしているのは、見た目が好きでテン ションが上がるものたち。タイルが見えるよう、5 割の余白を意識。

お茶グッズはワゴン1段分まで。

つい買ってしまう手ぬぐいも左のかご1個に入る ぶんまで。右のワイヤーかごには、手拭きタオル3 枚、テーブル用・ガスコンロ用ふきん1枚ずつ、食 器用3枚まで。

カトラリーは大中小を5本ずつ。
文房具はすぐ使えるようテーブル上に最低限だけ

パッと手に取れるよう、 テーブル上の箱に立て て収納。シャープペン、 ボールペン、色ペンを 2本ずつとハサミ、定 規、電卓、メモ帳を。
収納に悩むようになったのは、この部屋に引っ越してきてから。古くて狭い団地だから収納は少ないし、家具もふやせません。元来、お買い物好きな私も、長く使えるものを収納に納まるぶんだけ、厳選して買うようになりました。
そうしていて気づいたのは、ふだん使うものの量って意外と限られているということ。つい買ってしまうふきんは、洗い替え含めて3枚あれば充分。何種類かもっていたカトラリー類も、使うのはお気に入り1種類でした。暮らしのなかで必要な数が見えてくると、余計なものを買わないようになりました。
ただ、特別好きなものはルールをゆるめるのが私流。たとえば、可愛らしい柄を見つけるとつい買ってしまう手ぬぐいは、かご1つ分までOKなどと、ゆるめのルールに。
必要な数と量を見極めて以来、収納に悩まなくなって、家事がぐんとラクになりました。部屋もすっきりしたから、インテリアもますます楽しめているんですよ。
*クロゼットとサニタリー、リビングルームの収納を後編で紹介します
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