自分と向き合う



馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2022.1.13

 みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
 2022年になって、2週間ほど経ちましたね。ご挨拶が遅くなりましたが、今年もこちらのコラムで我が家の暮らしにお付き合いいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。



 北海道はまだ冬休み期間中のため、子どもたちとゆっくり過ごせる時間はもう少し残されています。今回の休みは子どもたちとの時間をできるだけ多く持つことを意識しました。


 わが家の娘たちは長女が小学校4年生、次女が小学校1年生。長女は真面目で次女は自由人です。
 次女は良くも悪くもマイペースですが、小学校生活でいろんなことを学んで、お友だちとの関係に悩んだり頑張りが実って喜んだりと、日々いろんな経験をしています。深く悩まずくよくよしない子なので、なんだか毎日楽しそうです。冬休み中も家でのんびりと過ごして時々スキーに出かけて、思いのままゆったりと過ごしています。
 長女は小4ならではの幼い部分もありつつも、時々私がハッとさせられるくらい考え方が大人な部分があります。いま思春期にさしかかって、実際の自分と理想とする自分の違いや、自分の気持ちと向き合うことの難しさに直面している様子。
 冬休み中は、子どもたちのしたいことを優先してお出かけやお料理をしながら、特にじっくりと長女と話をしています。



 新型コロナウィルスが広まってからずっとお邪魔できていなかった「三好焼菓子店」さんというお店。こちらのフィナンシェが大好物の長女は、1年半以上、ずっと「行きたいなぁ」とリクエストし続けて、やっと叶った日。
 この後、大好きなお店でカレーを食べて、映画館に「きのう何食べた?」を観に行きましたよ。



 お隣のお姉ちゃんが美味しいいちごパイを焼いてくれたので、次女が張り切ってコーヒーを淹れてくれて。すっかり上手になりました。



 こうやって夜に丁寧にコーヒーを淹れて自分たちにはお茶をいれて、特別においしい時間を過ごせたのも嬉しかったみたいです。



 リビングにニトリのロールカーテンを設置して、ゲームをしたり映画を観たり。特に今はハイペースで映画を色々観ています。


 


 さて、冬休み中に子どもたちと、特に長女とたっぷり話をする中で、私自身が自分の中にあるもやもやした気持ちと向き合えているような気がしています。
 私は“こうすべき”“ここまでやらなくては”と自分のルールをなかなか変えられないタイプ。いわゆる『強迫性障害』についての書籍などを読むと「これは私の生活の様子を書かれたものなのか」と思うくらい。
 そして、頭の中は常に忙しく動いていて、次々と頭の中で場面が切り替わってしまいます。家族はもう慣れっこですが、よそ様の前では相当気をつけていないと話がすぐに支離滅裂に(笑)頭の中がなかなかブレーキを踏めない『多動』なのです。
 他にもスケジュールが変わることがとっても苦手だったり、できることとできないことがものすごくデコボコしていたり…。
 かなり困った特性もあるのですが、長い年月をかけてこういう自分を認めつつ、少しでも日々生きやすいように暮らしを工夫しながら頭の中も整理して、あまり他人様に迷惑がかからないようにしているつもりでしたが、2年前くらいからずっと「忙しい」「時間がない」と何かに追われていたので、すっかり心も体もへとへとになっていたのだと思います。
 
 しばらく色んなことをセーブさせていただいたことと、長女の気持ちと一緒に向き合ってきたことで、改めて自分と向き合えたのか、ここ最近「あれ。私、本当にそんなに忙しかった?」と思い始めたのです。
 確かに忙しくこなさなくてはならなかったこともあったけど、ただ「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と焦っているだけで手が動いていないときもたくさんあって、時間を上手に使えていなかった、ということ。
そして、暮らしがいつもごちゃごちゃしていた、ということ。



 Come home!の誌面では、カメラマンさんにとっても素敵に撮影していただいているので、一見整っているかのように見えますが、基本的に、私は見えている所が整っていれば、引き出しの中身まで完璧に美しくなっていなくても平気なタイプ。どこに何があるかわかってさえいれば良しとしています。でも今は、「これは後で部屋をDIYしたときに片付けよう」と、片付けをしきれていないものたちが少しずつ積み重なっていって、お家の中にいくつか、どこに何があるか整然としていない場所がある状態。さらに片付ける場所が家族にも分かりにくいから、モノを使った後の片付けがおっくうで「とりあえずここに置いておこう」と片付けが完結しない状態。なので、すぐに散らかって見えてしまいます。結局「お部屋をととのえなくちゃ!」と最後のリセットをするのは私。でも常に片づけをしているけど、片付けたあともそこまでキレイではない。だからずっと完結しない「やらなきゃ」が続いていたのだと思います。
 一か所だけなら気合いを入れて頑張れるけど…と、ややしばらく手が止まっていて、昨年11月4日アップの『お次のDIY』でも、「今は腰が重い。でも今はそれでもいい」と書かせていただいました。
でも、私はお家を自分なりに暮らしやすくすることで、お気に入りの空間にするとともに、自分の頭の中の忙しさや不安な気持ちを整理しやすくして心地よくなるようにしてきたので、自分のためにできるところから手を動かしてみよう!と決めました。


 ここ1年くらいは「忙しかった」のではなくて「忙しいと思い込んでいた時期」。ただ、気持ちは本当に追いついていなかったのだと思っています。ゆっくり自分と向き合って充電できたので、2022年は自分や家族が心地よく暮らせるように、動き出したいと思います。
 長女の思いに寄り添うことで、自分の気持ちと向き合えたような、そんな年末年始でした。


 ちなみに、私は自分のへんてこな特性に時々困りながらも、このままで良しと思えています。それは多分、夫に一度も「そういうとこ直しなよ」と言われたことがないから。変なやつだなときっと思ってはいるけど、私がパニックになっている時は「こんなことくらいで」とは言わずにそっと片付けてくれていたりするので、「あぁ私は何てダメ人間なのかしら」とは思わずに済んでいます。
 長女も次女も、私の特性を引き継いでいる部分もたくさんあるので、これからますます生きにくさを感じることもあると思うけど、次は私が夫のようにそっと見守って、ただただ「君のその部分も良し」と伝えられたらと思います。


 コラムの中で、少しずつお片付けの様子も紹介させてくださいね。
 さて、お片付けの計画たてよう!



 


 


 


馬狩さんのこのほかの連載記事はこちら


馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line