クローゼットのお片づけの先にあったオシャレ②



みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2022.1.19

こんにちは!


外は寒々としているけど、家の中はあったかい。


小さなストーブから、大きなストーブに変えてみると、そのあたたかさの違いに驚くと共に、2011年製のストーブに感謝が溢れています。


そして、灯油を買えること、灯油を買ってきてくれる人がいてくれての、寒い思いをしなくていいんだよなぁって…書きながら、旦那さんに優しくせねばと思いました笑



では、先週の続きをお話させてくださいね!


【クローゼットのお片づけの先にあったオシャレ②】に、よかったら、お付き合いください。



クローゼットを片づけて、オシャレな人、オシャレなクローゼットを目指して、プロの手を借りたりして気づいたのは


本当は、わたしには着たい服がある!ということで、自信のなさからごまかしていた気持ちを、素直に受け入れてみよう♡という方向へと、お片づけのチカラが導いてくれたように思います。


本当は着てみたかった服…
その代表選手が、今でもわたしのクローゼットにいてくれる「リゼッタのロシェル」の白です。



ある日、今は亡き大切な友だちから送られて来た、彼女とご主人が銀杏並木で並んでいる写真。その中の彼女が着ていたのがリゼッタのスカートでした。


忘れもしない、黒のタートルに、白のスカラップレースのスカートに、黒のブーツ、そしてトレンチコートに、黒のベレー帽。すごく似合っていたし、そこには「わたしなんて…」と諦めていたアイテムや色や素材の全てがあったのです。


胸のあたりがザワザワしたり
ドキドキしたのを覚えています。


彼女がお空へ旅立つ日も、絶対あのスカートだよねって、ご家族にお願いしたくらいに、彼女に似合っていたおかげで、わたしは目が覚めました。


人に笑われるかもしれないけれど、着てみたい服を着よう!と。


忘れもしない、上京した際に、お空の彼女と共にオシャレを楽しんでいた友だちが、自由が丘のリゼッタに連れて行ってくれました。


試着したのは、友だちとは違うデザインでしたが、迷わず、かなりドキドキしながら買いました。


これ買って、何を合わせるの?
そんなドキドキもありました。


だけど
本当に欲しい服を買った!
という、なんだか久しぶりに湧いてきた感情を
自分の中にしみこませました。



そのスカートを可愛く着こなしたくて、雑誌を観たり、友だちに聴いたりと、自分にしっくりくるまで研究しました。


失敗もしました。
でも、諦めませんでした。
いや、諦められませんでした笑


そしたら、いつの間にか、そのスカートは、わたしのトレードマークみたいになり、似合ってると褒められたり、同じものが欲しいという人も出てきました。



好きなものを着たい!という気持ちから
好きなものを着れた!という喜びに変わり
スカートを活かしたオシャレをしたい!という研究心へと続いていき


その工程の全ては、目に見える姿だけでなく
わたしの雰囲気にもあらわれるんだと確信しました。


このスカートが好きで、研究もして、わたしらしく着てるという心の満足感が
周りの人たちに伝わっているんだと思いました。



もう、その頃のわたしは
「オシャレな人に見られたい!」から
「わたしの心が動いた服を着たい!」に変化していました。



急に、素敵な場所に行くことになっても
服を買いに行くことはなくなりました。


お気に入りだから
どこにでも、堂々と行けるのですよね。


服を買いに行く時も、お気に入りを着て行くから、衝動買いもしなくなりました。



これは、わたしのお話ですが
もちろん、お客さまでも実証済みです♡



リゼッタのスカート2号



お空の彼女とお揃いのものも、ネットの古着屋さんで見つけて買いました。わたしを救ってくれたスカートだから。


生きていたら今月がお誕生日の彼女のこと、こうして書く事になった不思議。
「のり、そうだったの?」って、笑ってくれますように。



オシャレな彼女から受け継いだものたち。



一度っきりの人生だから
着てみたい服があるのなら、自分に着せてあげてくださいね。あっ、お片づけが先ね♡


いつか…なんて言わないで♡



先日も、大学時代の友だちがお空へ。


みなさん
今、心地よく暮らし
今、幸せでいてくださいね。



ちょっぴりしんみりしてごめんなさい。


だけど、お伝えしたくて。


最後までお付き合いくださり
本当にありがとうございました。



また、来週♪


みつひろ のりこ


 


 


 


→ 前回の記事 【クローゼットのお片づけの先にあったオシャレ①】


みつひろさんのこの他の連載記事はこちら


みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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