お片づけで、自分と暮らしの手を繋ごう!

みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2022.1.26

こんにちは!


先日、家や暮らしについて、たくさん質問して頂く機会があり、お答えしていく中で、たくさんの気づきがありましたし、たくさんのお片づけのおかげを感じることができました。



昔々、大きなリビングの本棚に、カーテンか、扉を付けて見えなくしたい!と思っていたことも思い出し、カーテン付ける前に、扉で隠す前に、お片づけして本当によかった〜とニヤッとしました♡


さてさて
昨年の12月から、わたしが出会った、わたしが体験した愛おしいお片づけの数々をお話してきましたが、いかがでしたか?♡



本当は、まだまだあるのだけど
このテーマは一旦、今回が最終回となります。



本日は、愛おしいお片づけたちのまとめとして
【お片づけで、自分と暮らしの手を繋ごう!】と題して、お話させていただきます。


よかったら、お付き合いくださいね。


今朝、玄関の換気とお香を焚きにいくと
「あ!」と思ったことがありました。



前回の冬には、旦那さんの手袋入れはここでした。帰宅して、リビングに持ち込んで、テーブルの上にポン!なんてことがないようにと、冬限定の我が家らしいお片づけ方法でした。


ある日、シューズクローゼットを掃除していたら、今季はちょっと違うお片づけを思いつきました。


わたしの理想は、玄関に床置きのモノがないスッキリした状態ですから


ちょっと試してみるつもりで、手袋が入ったかごを、玄関の床置きから、シューズクローゼットの中に掛けてみることにしました。


実は、それを旦那さんに伝えるのをすっかり忘れていたのだけど



次の日、手袋どこ?と言われることも、手袋がテーブルの上にポイされることもなかったことに気づき、シューズクローゼットを見にいくと、旦那さんがポイっと入れたのがわかるかごの中の手袋に、ちょっぴり感動してしまいました。


旦那さんのお片づけが、また一段ステップアップした記念日でした。


玄関置きというステップ。


収納の扉を開く…などのアクションなしで、手袋が直ぐに見つかる安心感と、玄関で外したら、アクションなしにかごへポイっとできる手軽さが、旦那さんにぴったりなお片づけでした。


そこからステップアップ。


手袋がかごに入っていて、ポイッとかごに入れることに変化はないけれど、シューズクローゼットの扉を開くというアクションが加わったお片づけへ。


かごに手袋をポイ!


この組み合わせに慣れていたおかげで
ワンアクション加わっても、難なく出し入れできるようになっていました。



これも、わたしにとって、愛おしいお片づけの姿であり、誰も無理することなく、理想に近づいたお片づけのステップアップでもあります。


2か月に渡り、いろんなお片づけのお話をしてきたのは


お片づけって
暮らしの見た目も変化するけれど


人には見えない心の中で
いっぱい
いっぱい涙を流したり
小さな喜びに飛び上がったり
自分を大切にしようと決意したり
自分や周りに優しい気持ちが湧いてきたりと


お饅頭に例えるなら
表面のツルッとした美しさだけではなく
中の餡子の奥深さ…みたいなものがあるんだよって、お伝えしたかったから。



お片づけしながら
自分と向き合い
モノと向き合う中で


ひとつ、ひとつ自分で選択していき
自分で選択する力がついていき
自分で選択していける!という自信に繋がり
その力や自信が
人や暮らしにあらわれる。



旦那さんの手袋を眺めながら
わたしが出会ってきた愛おしいお片づけたち、愛おしいお片づけの主人公たちに想いを馳せてみると…みなさん、自分のため、自分の暮らしのため、自分の大切な人のために、一生懸命お片づけをしてくださいました。


旦那さんに「ありがとう」が言える自分になりたいと、お片づけを頑張ってくださった方もいらっしゃいました。思い出しただけで、胸がいっぱいになります。



お片づけが、どこか「美しい収納」みたいなところにフォーカスされがちだけど


せっかくなら


もっと
心を震わせて
自分を感じ
暮らしを感じ
モノを感じていくという


とっても深く愛おしく
暮らしだけでなく、生き方まで変化するような…そんな時間にしていただけたらと、わたしは思っています。



自分自身と、自分の暮らし
そこの心地よくない差を縮めてくれるのもお片づけかなと。


今、我が家を見回しても
お客様のお家を思い出しても
自分への理解を深めたお片づけをしたことで
暮らしも、生き方も、ラクになっているように思います。


みなさん自身とみなさんの暮らしが
お片づけで、手を繋げますように。




お片づけとは
自分と向き合い
モノと向き合うこと。


自分と沢山話し
自分への優しさを最大限放出できる時間。


決して、誰かと比較したり、競ったりするものではありません。



今週も言わせてください。


今、したい暮らしがあるのなら、今しよう!


お片づけが、そのしたい暮らしの手助けになるのなら、今お片づけにとりかかろう!


大丈夫♡


わたしにもできたから
みんなできるのだ♡



最後まで読んでくださり
ありがとうございました。



みつひろ のりこ


 


 


 


→ 前回の記事 【クローゼットのお片づけの先にあったオシャレ②】


みつひろさんのこの他の連載記事はこちら


みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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