キッチンの収納アイデア(1)【前編】食器のサイズぴったりの棚を設置
2022.4.11
今の家のキッチンは、家の中心にあることが多いから、いつも素敵に整えておきたいもの。でも、道具や食材、食器にゴミ箱、消耗品など、よく使うものばかりだから、上手に収納しないと散らかるし、家事効率もダウンしてしまいます。 そこで、おしゃれなキッチンのつくり手に、各アイテムの収納場所と工夫を教わりました。本日より前後編で紹介する最初のテーマは、食器の収納。前編は、食器の寸法に合わせて作った棚を活用する犬堂さんの収納です。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
持ち物にぴったり合わせて
棚をつけています
〈犬童美樹子さん〉
私は衝動買いをしないタイプ。ものを買うときはよく吟味して買うから、長く使っているものが多いんです。愛着もあるので、そのものがいちばん生きる場所を探してあげたいと常々思っています。 それに、家事はとにかくラクしたい!そんな思いもあって、もののサイズや理想の配置を考慮して、自分で棚をつけました。

わが家のキッチンは、ダイニング側にシンク、壁側にコンロがあるU字形。正面の壁には吊り戸棚がありましたが、リフォーム時に撤去し、自分で棚をつけました。 毎日使う器は厳選して、寸法ぴったりに作った棚へ。出番の少ない食器は、カウンター下に。
カウンターの上の棚は、毎日のように使う器やカップの指定席。棚板の奥行きを食器に合わせて浅くしてあるので、余計なものは置けません。カウンター下の収納にはタンブラーや大皿、 使用頻度の低い器を収納。狭いので、扉ははずしてカーテンにしたら使いやすくなりました。

出し入れしやすいよう、市販のディッシュラックで棚を足して、皿の大きさや種類ごとに分 類しています。

ほかの食器と雰囲気の違う湯のみは、折りたたみ式のコンテナに入れて。

木製のお皿立てを小物の収納に活用。写真ファイルに入れたコーヒーフィルター、レシピブック、お弁当用の小分けカップ、カッティングボードを立てています。

上段の棚に置いた「IKEA」のコンテナにはお弁当箱を収納。

「3coins」のかごにはランチョンマットやクロスを。

竹のかごにはご飯などを保存するための容器類をまとめています。
収納小物は違う種類を選び、中身が把握できるようにしています。 以前の住まいではしまい込んでいたものも、この家で自分の場所をもらえて、 なんだか魅力を増したように見えます。
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※キッチンの収納アイデア(1)【後編】は4月13日(水)更新予定です。
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