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【青柳啓子さんの素敵な暮らし】「アルク」のジャムジャー

青柳啓子さんの暮らし方

2022.4.18

『私のカントリー』で愛用品を紹介する連載が好評のライフクリエーター・青柳啓子さん。3/31発売予定の次号ではアイデアあふれるクラフトについてのお話です。ぜひ、ごらんください。



ライフクリエーター青柳啓子さん


https://www.facebook.com/AoyagiKeikoFanPage/


 



フランスの老舗ガラスメーカー「アルク」のジャムジャーは、300㎖550円と420㎖650円の2サイズ。専用キャップは赤と白の2色あり、同色2枚セット500円(耐熱ガラスではありません)。


20年前に、初めて手に入れてから買い足しつづけて50個以上にも! 今では保存容器はこれひと筋です。


今回、あらためてわが家にあるジャムジャーを数えてみたら、50個以上もあって、自分でもちょっと驚きました。さまざまな保存容器があるなかで、私がこれひと筋になったのには、ちゃんと理由があるのです。


 まずは、中身が一瞬で確認できること。ガラスは匂いが移らず、よく磨けば、何年たってもピカピカで、清潔に保てます。しなやかなふたは力を入れなくても開閉がラクで、片手で持てるサイズ感も、ちょうどいい。重ねられて収納にも便利ですし、キッチンでは重宝する利点がいっぱいなのです。そして、お値段が手ごろで、取り替え用のふたが手に入るのもありがたいですね。


 キッチンの棚には、乾物や調味料を入れたジャムジャーを並べるために、奥行き12㎝の棚を作ったほど。冷蔵庫には、食材やおかずの残りを入れて保存しておけば、使い忘れも防げます。ドアを開けて、ジャムジャーが整然と並んでいるのを見ると、本当に気持ちがいいですよ。


 ひと目で中身がわかるから、主人も食事の際に、出し入れをよく手伝ってくれるという、うれしいおまけも……。ピクニックや、息子家族へのおすそ分けを持っていくときも、このジャムジャーで。長年、毎日使いつづけていても、1つも割れたことのない丈夫さも魅力です。


 さて今日は、初夏のおもてなしにぴったりの使い方を。グラスとしても素敵だと思いませんか?



グラスとして使うのも好き。たっぷりのフルーツとミントの氷を浮かべてレモネードを注げば、初夏のおもてなしにぴったりです。


 イチゴ、フランボワーズ、ブルーベリーとミント入りの氷を浮かべてレモネードを注いだら、フルーツの甘い香りが広がり、炭酸の泡がシュワシュワとはじけて、とってもさわやか。初夏の夕べには、ロゼのシャンパンに替えて楽しみます。



フルーツをカットして冷蔵庫に入れておけば、おもてなしの際に、そのままテーブルへ。ふたの色は、すべて白で統一しています。ちなみに、キッチンのワークトップの引き出しの中では、ジャムジャーを塩入れに。本当に働きものです。



少しキズがついたものも、ちゃんと活躍しています。ジャムジャーの形の可愛らしさを生かして、キャンドルホルダーに。水を張ってハーブをあしらえば、さわやかな香りが漂いますよ。


 


『私のカントリーNo.105』掲載  撮影/宮濱祐美子


※この記事は掲載当時の情報ですので、現在は変更されている場合があります。ご了承ください。


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