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キッチンの収納アイデア(1)【後編】食器棚は出し入れしやすく見栄えよく

Comehome!

2022.4.13

前回の記事より、おしゃれなキッチンのつくり手に教わった、アイテムの収納場所と工夫を紹介しています。前編の犬堂さん宅に引き続き、テーマは食器の収納。今回の後編は、飾る収納にチャレンジしながら食器棚の使い方を見直した千場さんと、DIYの先生をしている腕前を生かして、食器棚もリメイクした品川さんのアイデアです。


この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。


部屋を広く使いたくて
ものの量を見直したばかり 
インテリアを兼ねた収納に挑戦
 
〈千場祥子さん〉


既存の収納はシンク下と吊り戸棚だけ。壁に「ラブリコ」で柱を立てて有孔ボードをつけ、キッチングッズを飾る収納にしました。


引っ越しを機に、台所道具を生活雑貨店のような飾る収納にして、とても気に入っているんです。その半面、引き出しの中はぎゅうぎゅう詰め。ゴミ箱の場所を替えるたびに家族からはブーイングが出る始末。そこで、夫も使いやすいキッチンを目指して収納を見直しました。 まず、鍋はよく使うものだけガス台下に置いて、食材はジャンルを分けてかごの中へ。問題のゴミ箱は、シンク下にゴミ箱ステーションを設けて目につかないようにしました。家具をふやすことなく整理できたのは、われながら大満足です。 


ダイニングテーブルの横に置いた
古い食器棚が定位置に


うちの食器棚は比較的小さめ。引っ越し以来、たくさんの食器を押し込んでいたから使いにくくて。そこで、使用頻度別に分けて、大皿は立てて並べることに。

豆皿や湯のみはトレイにのせました。引き出せば奥にある食器もさっと取れます。食器棚は祖母が使っていた古いもの。

お茶碗とお椀はかごにまとめてカウンターの上に置いています。テーブルに運ぶのが子どもたちの役目。


小さな食器はトレイにまとめるなど、置き方も替えました。使いたい食器が取りやすくなって、 盛りつけもはかどるように。


毎月、夫の友達家族が集まるからグラスはオープン収納。


見栄えがよくて
子どもでもどこに何があるか
わかる収納を目指しています
〈品美さん〉


造り付けの背面収納は一部扉をはずし、色を塗り替えてカフェ風に。バックカウンター上の壁に棚をつけて、収納量をふやしています。


うちは自宅でDIY教室をしているから、キッチンが生徒さんに丸見えなんです。だから見栄え重視にしてきたけれど、そろそろ2人の娘にも片づけを手伝ってもらいたくて、収納を見直しました。まずは、キッチンの入り口に置いている食器棚の中を、子どもにわかりやすいように配置替え。食材を入れたかごに名札をつけ、調理道具を入れる引き出しの中は得意の木工の腕を生かして整理しやすくしました。見直しの効果は絶大で、子どもたちは片づけを手伝ってくれるように。今回の作戦は、大成功でした。


食器棚をリメイクして
ひと目でわかるようにしました


食器棚にはもともと扉があり、 見えないのをいいことに適当に置いていました。でも、これでは娘たちにはどこに戻せばいいかわかりません。そこで、扉をはずしてカーテンに。

小さいグラスやココットなどはアイテム別にネームプレートをつけたプラケースが定位置。小学生の娘もわかりやすいでしょ。

棚に引っかけラックをつけて豆皿を収納。デッドスペースも生かして。


リメイクした棚は食器ごとに居場所をつくり、小さい食器は名札をつけたプラかごに。格段に出し入れしやすくなりました。


毎日使うお茶碗、急須はオープン収納。すぐに取れるし、ちょっと雑貨屋さんみたいなディスプレイでしょ。


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※キッチンの収納アイデア(2)は4月18日(月)更新予定です。


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