インドアグリーンで心地いい部屋づくり 戸取さん宅

2020.9.15

高層階でも植物のおかげで木陰がつくれるんです。
外ですごすような心地いい雰囲気で読書を楽しめます。
戸取しおりさん


高低差をつけると影がきれいに出ます


天井から下げたシェフレラコンパクタや、カラテア、コウモリランなど葉に個性のあるものが好き。高低差をつけて置くことで、床に映る影もきれいなんです。

寝室にはドウダンツツジを置きました。朝日によって壁に映る、小ぶりな葉影がきれいなんです。

アウトドアブランド「YOKA」のテーブルに置いたサンセベリアが存在感抜群。在宅ワーク中の目の保養に。

テーブルの上では、グリーンネックレスを水挿しに。オランダの花器ブランド「DutZ」の瓶や「WECK」のガラス瓶に入れて根の様子を観察しています。

アンティークショップで購入したワゴンに、シェフレラトライアンギュラスを置いて日光浴。

ツル性のスキンダプサスは高さを出して飾りたくて、木製のスタンドに置きました。


 マンションの高層階に住む私。ベランダからは大きな川を見下ろせる立地で、その美しい自然と部屋につながりをもたせたくて、植物を取り入れるようになりました。
 家で一日じゅうすごすことがふえた今、植物があるおかげで気がついたことがあります。それは植物の影が自然の心地よさを感じさせてくれること。時間ごとに表情を変え、いちばん光の入る昼すぎにはLDに木陰が生まれて、森の中にいるような気分にさせてくれるんです。窓を開けると風に揺れて、より自然に近い雰囲気のなか、本を読んだり、料理したり。自宅で仕事をしていても、集中して作業ができるのは、植物があるおかげなんだと感じました。
 先行きの見えない状況に、不安を感じることもあるけれど、植物によって自然を身近に感じるたびに、心がほっとして。アウトドア好きの夫も、この空間を気に入ってくれていて、キャンプ場にいるような気持ちよさを味わえると、喜んでいます。


今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line