紙ものが散らからない 書類整理の簡単ルール(前編)収納場所を決めて
2022.5.4
毎日のように新しくたまっていくし、処分するタイミングもバラバラなのが紙もの収納の難しいところ。 大切なのはルールを設けることです。あらかじめ収納場所や定数、処分時の判断方法などを決めておくと、急にたくさん書類が届いてもあわてずに対処できます。今回の前編では、廊下に書類収納スペースを設けた道島さんにルールを教わりました。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
仕分けしやすいように
種類ごとにバインダーやファイルを用意
多すぎて整理に困っていた家族写真も
すぐに見られて娘たちもうれしそう!
〈道島宗美さん〉

リビングからもキッチンからもアクセスしやすい廊下を、書類の収納場所に。すっきり見えるよう、茶色でまとめて。
書類は電子データではなく紙で取っておきたい私。ただ、 きちんと整理しないとあっという間に書類の山になるんで す。忙しさにかまけて、かごにぼんぼん入れていたときは、 探すのに苦労していました。 そこで、廊下の収納スペー スに棚板をつけて書類用の置き場をつくることに。大切な書類はすぐにチェックできるよう、バインダーにとじて保管することにしました。
rule_1
置き場所を決める

学校のお知らせのようなすぐに見返したい書類、公共料金や家関連のもの、写真アルバムなど、優先度順にゾーニング。

土曜日に食材をまとめ買いするわが家。1週間のメニューを黒板に書いて、メモ代わりに。
rule_2
さっと挟めるバインダーを使う

黒板下の3つのバインダーは、私用、長女用、次女用と人ごとに用意。黒板の隣の6つのバインダーは公共料金や家関連などに小分けして。

バインダーにひもをつけ、クリップに吊るすだけだから取り外しもラクです。
rule_3
1年に1回見直して
不要なものはその場で処分

毎月届く公共料金や請求書関連は 1 年分をバインダーに重ね、年が変わったらはずして茶封筒に移動。数年分を納戸で保管する流れに。

説明書や契約書などの保管しておきたい書類はカテゴリー分けしてファイルに。
rule_4
子どもが出し入れする
ファイルは入れやすさを重視

厚みがあり子どもでも出し入れしやすい「ニトリ」のファイルをお絵かき用に。1冊と決め、たまに一緒に見て残すものを選びます。
すべての書類にアドレスを決めたことで、散らかっていた原因でもある一時置き場がなくなったのはよかったこと。 必要かどうかはその場で判断して、不要なものは目を通したらすぐに処分しています。 整理してしまえるようになったおかげで、たくさんの家族写真も気軽に見やすくなって娘たちもうれしそう。以前は 、「 あれどこ ? 」としょっちゅう聞かれるのがストレスでしたが、今は自分たちで出し入れしてくれるので、余計な手間も減りました。
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※「紙ものが散らからない 書類整理の簡単ルール(後編)」は、5月9日(月)更新予定です。
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