アドレス収納で好感度の高い玄関に(1)シューズクローク風に改造
2022.5.11
玄関は家族共用の場所なのに、たいていは狭くて収納にも限りがあるもの。散らかりにくい玄関をつくるには、置くものに住所(定位置)を決めてあげるのが近道。家族がものの住所を覚えられるよう、工夫するのも忘れないで。今回から3回にわたり、そんな工夫を上手に取り入れている方々の実例をお届けします。 1回目に登場するのは、玄関を手作りで改造した千葉さんの家です。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
使い勝手の悪かった靴箱を
シューズクローク風に改造!
子どもたちも楽しく片づけられる場所に
〈千場祥子さん〉

扉をはずしてカーテンに替え明るくなった靴箱の中。

「ダイソー」のタッチ式照明を2個つけました。
半年前に引っ越してきたアパートは玄関がかなり狭いのが悩み。クロゼット型の靴箱は奥まった位置にあり、靴を出し入れするのが面倒でした。 子どもたちは、靴箱の中が暗くて怖いと、たたきに靴を脱 ぎっぱなしにする始末。仕事から帰ってきて、ごちゃごちゃの玄関を見るとテンションがだだ下がりになるんです。そこで、靴箱コーナーをまるごとシューズクロークみたいに改造することにしました。
各人のスペースを色分けしました

水色の棚がお兄ちゃん用、ピンクの棚が妹用。自分専用棚があるのがうれしいのか、片づける習慣が身につきました。
まずは、怖がりの子どもたちのために、靴箱の扉をはずして中に明るい柄の壁紙を張り、 タッチ式の照明を取り付けました。棚にはカラーテープを張って色分けすることに。
靴箱を改造してオープン収納に

左手の引っ込んだ位置に靴箱があって、靴を片づけにくかった玄関。以前は、靴がたたきに散乱しがちでした。

靴箱の高さに合わせて踏み台を作り、下にブレイブボードを収納。
引っかけ収納で迷子を防止

「ラブリコ」で立てた板壁に100円のアイアンバーをつけ、帽子掛けに。

家族で自転車の鍵用キーホルダーを作って、板に切り込みを入れたキーステーションに下げることにしました。
扉をはずしたことで靴箱手前の壁に板壁を作れるようになったので、帽子掛けと傘掛けコーナーに。自転車の鍵も、 壁にキーステーションを作って下げることにしました。
使用頻度の低いものは頭上に

「ラブリコ」で作った板壁の縁に棚板をのせて、長靴とブーツ置き場に。

靴のお手入れグッズはかごに入れて靴棚のいちばん上に。デッドスペースも有効に活用しなきゃ。
今では、子どもたちが楽しそうに片づけをしています。 楽しく片づけられる環境をつくることが、わが家のすっきりが長続きする秘訣です。
→収納に関する他の記事はこちら。
→玄関に関する記事はこちら。
※「アドレス収納で好感度の高い玄関に(2)」は、5月16日(月)更新予定です。
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