アドレス収納で好感度の高い玄関に(3)居心地よく可愛い空間に模様がえ
2022.5.18
置くものに住所(定位置)を決め、すっきりした玄関をつくっている実例をお届けしています。本日の3回目は最終回。子ども達のために玄関スペースを居心地よく&可愛く模様がえした山田さんの工夫を見せていただきました。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
お友達と家を行き来できなくなって以来
玄関が子どもたちの遊び場に
だから可愛い収納を実践することに
〈山田友見さん〉

左側に手作りの靴棚を置きました。正面のトイレのドアは、ベニヤ板でデコレーション。 子どもたちも居心地がよさそうです。
コロナ禍で友達を家に呼んで遊べなくなって以来、玄関に座って携帯ゲーム機で遊ぶようになった子どもたち。それなら、玄関を居心地がいい場所にしてあげようと、模様がえすることにしたんです。
出番の少ないものは靴箱の中へ

造り付けの靴箱は上段にいくほど出番の少ない靴を収納。子どもの長靴は下段の下半分に、水色カーテンの中にスニーカーを。

水滴のつく長靴はトレイの上に。扉の裏側にアイアンバーをつけて、ちり取りや傘をかけています。

お手製の靴棚の上にかごを置き、レインコートをしまいました。

靴箱の下に引き出しを入れて、ガーデニング用品や戸外用の遊具の収納に。
まずは、いつでも片づいた玄関を目指して収納を見直しました。よく履く靴を一人3足選んで、手作りの靴棚へ。造り付けの靴箱の中は、探しやすいよう子どもたちの背の高さに合わせて靴をまとめました。 長靴はぬれたまましまってもいいようにトレイの上に。もの一つひとつに住所を決めたらしまいやすくなりました。
箱&かごで住所を決定

クロゼットのかごには消耗品の予備やウエスを収納。使用頻度の低いものは上段に。下段は余白をとって出し入れしやすく。

「キャンドゥ」の木箱をリメイクして、マスクケースに。

自転車の空気入れとハンディモップ用には、専用の細長い収納ボックスを主人に頼んで作ってもらいました。

木箱の上段にはハンディクリーナー、下段には自転車のバッテリーを収納。
また、アウターや掃除道具などをしまうクロゼットは、 ナタリー・レテの動物柄の壁紙を張って楽しい雰囲気に。 今まではここにいろいろと詰め込んでいましたが、ものに合わせた収納家具を主人に作ってもらったら、すっきり可愛い空間になりました。それが見えるのがうれしくて、今では扉を開けっぱなしにしています。昼間も薄暗かった玄関が、すっかり見違えました。
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