木の道具がおうち時間を楽しくしてくれる(後編)

2020.9.10

*前編はこちらから


娘の風花とおうち時間を楽しみたくて
道で拾った松ぼっくりに色をつけて飾ったり
きれいな落ち葉を画用紙に張ってみたり。
そうしてできたものがわが家の雑貨代わり
亀井きぬさん


絵の具を見ただけで「や る~」とノリノリ。

松ぼっ くりは秋に公園で拾ってき たもの。いつか塗ろうと取 っておいたんです。

何色 がいい? って聞くと、「あ か~、きいろ~!」ってリ クエストするくせに、最後は 全部混ぜて変な色にしちゃ う風花。自由そのものです。

どこにでも落ちている 松ぼっくり。だけど風 花と一緒に色を塗った だけで、私にとっては 世界一可愛い雑貨です。


 だんなさんの転勤で北海道に越してきて5年、北国暮らしにもやっと慣れてきました。ここに暮らしてみてわかったことは、冬ごもりの季節はおうち時間を楽しんだもの勝ちってこと。だからいかに楽しくすごすか、あの手この手で
工夫を凝らしています。


 風花が好きなのは何かを作ること。お菓子作りでも工作でも、始めるとたちまち夢中になって本当に楽しそうな顔をするんです。最近のヒットは落ち葉を画用紙にペタペタ張ったコラージュや、松ぼっくりを絵の具でおめかしする遊び。いったん始めると、のりや絵の具でベタベタになっちゃうけど、まぁいいかって私も一緒に楽しんじゃう。顔についた絵の具を見てゲラゲラ笑ったり、できた作品をどこに飾ろうか? って二人で相談したりしていると、あっという間に時間がたちます。


 贅沢なことは何もない、ささやかな暮らしだけど、心の豊かさだけはたっぷりあります。これって、決してお金では買えない幸せです。


完成した作品は、しばらく見える場所 に飾ります。自分の作った作品を飾っ てもらえて、風花も誇らしげ。


木の実や落ち葉で作る雑貨は、わが家によく似合うんです


これは保育園で作った作品。これを見て、家でも工作 をやってみようって思い立ちました。

以前作った紅もみじ葉 のコラージュ。家族で訪れた公園の思い出も閉じ込めて。

リビングの文机が手作りのステージになることも。


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