【韓国インテリアが好き!】子ども部屋をつくろう①(中学生女子)
2022.6.22
子どもの興味の移り変わりは早く、年を重ねるごとに主張も強くなるので、子ども部屋の模様がえは悩みどころ。ですが、子どもの意見をくみ取ることができれば、心地いい空間がつくれるんです。本日から3回にわたり、本人の意志や好みを尊重して整えた子ども部屋を紹介します。ここで最初に見せていただくのは、今野さん宅の子ども部屋。韓国のカルチャーに夢中な中学1年生の娘さんは、SNSで見かけた韓国インテリアに憧れ、ガラリと模様がえしたそう!
この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。
布バスケット、ファイルボックス、アート……
応用の利くものを用意して
あとは娘におまかせ
〈今野祐子さん〉

最近の娘は、自分の部屋ですごすことがほとんど。音楽を聴いたり雑誌を読んだり、 くつろいでいるようです。
小学6年生のときからK-POPにハマりはじめた娘。SNSで韓国のファッションもチェックするようになり、そのとき見つけたのが韓国の女の子たちの部屋でした。白を基調にした空間がすごく可愛かったみたいで。すぐに真似したくなって、おもちゃを売りにリサイクルシ ョップへ。売れたお金で雑貨を買い、部屋を飾りつけしはじめたんです。 ちょうど中学校入学のタイミングでもあったから、子ども部屋の見直しを考えていたとき。それまで家具選びも収納方法も私が考えていたけど、娘のやりたいことをもっと尊重してあげたくて、部屋づくりを娘にまかせることにしました。

私が用意したのはファイルボックスや絵を入れたフレームなど。使い方は、娘にまかせました。
ただのオープンの棚を
飾り台として使うのはお見事

ディスプレイと勉強道具の収納を兼ねて、汎用性の高い「山善」のオープンラックを購入。受験生になったら、 ここに勉強道具がふえる予定。

下段に入れた「ニトリ」のファイルボックスには、タブレットやノートを収納。
植物やポストカードのステージを
上手につくれたよう!

雑貨類は「3COINS」や「オフハウス」 で、手ごろな価格のものを自分でそろえていました。

「IKEA」のミールヘーデンは私が用意。ポストカードを張ったり部活やテストの予定を張ったりと、メモボードとして活躍中。
布バスケットのやわらかさが
インナー入れによかったみたい

長く使えそうなシンプルなハンガーラックと布バスケットを用意。制服や靴下など学校用品置き場に。
いきなり一から全部娘がするのは難しいから、考えやすいように“箱”だけは私が用意。オープンシェルフやファイルボックス、布バスケットと、娘の好きな白を基調にしたものを選びました。「ピンクの机はダサい!」って言われたときは白くペイントしてあげたり、「どう飾ればいいかな?」って悩んでいるときはアドバイスしたりと、ときには手助けも。 でも、ほとんどを一人で頑張って考えて、 いい空間に仕上がりました。

「この空間、ちょっと寂しくて」なんて相談されることも。アドバイスしながら一緒に考えるのも楽しくて。
子どもの気持ちの変化は早いから、数年後にはガラリと趣味が変わることだってあるかも。でも、自分が可愛いと思うものを上手に取り入れながら、だんだんと自分の軸をつくっていってくれたらと願っていて。今の部屋は、娘にとってそのスタートラインなのかもしれません。
※「子ども部屋を作ろう②」は、6月27日(月)更新予定です。
→子ども部屋に関する記事一覧はこちら。
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