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【カッコいいものが好き!】子ども部屋をつくろう ②(小学生女子)

Comehome!

2022.6.27

子どもの成長に合わせた部屋の模様がえは悩みどころですが、子どもの意見をくみ取ることができれば、心地いい空間がつくれます。前回①の記事に続いて、本人の意志を尊重して整えた子ども部屋をご紹介。今回見せていただくのは、森さん宅の子ども部屋。小学5年生の娘さんは、趣味がダンス、バスケット、スケートボードとスポーツ万能で、カッコいいことが好き。「スケボーのデッキやスニーカーを眺められるようにしたい!」そんな想いをかなえた部屋づくりです。


この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。


そのつど新しいものを買わず
家にあるものを代用するのがわが家流
書類や衣類を入れていた箱やバケツを
娘が部屋にカッコよくなじませています 
〈森 ゆかりさん〉


趣味の違う子どもたちが誰でも使いやすいように用意したオープンの棚。


人の子どもがいるわが家。それに対して子ども部屋として使える部屋はゼロ。 子どもたちが小さなうちはリビングを家具やカーテンで仕切って半個室にすることでしのいでいました。だけど5年前、 長女が受験勉強をするのに個室がどうしても必要に。そこで主人が、リビングの奥にある和室コーナーを子ども部屋にリノベーションしてくれたんです。 長女の受験が落ち着くと、次女が子ども部屋の主に。次女の受験が終わって、 ようやく三女の部屋となりました。


主人が作ったロフトベッド。ロフト下はくつろぎ場だったり、勉強スペースだったり、三姉妹それぞれ異なった使い方をしているところに個性が出ています。

別の場所で使っていた「IKEA」の棚。スツールと合わせてドレッサーにしたのは、お見事。


よくあるボックスやかごが
娘によっておしゃれな入れ物に!


学校の作品や思い出の品を保管していた「TRUST」のボックス。カーキ色は娘も気に入り、習字道具入れに使っています。

「バッシュをカッコよく飾りたい」という希望をかなえるために、医療用品入れに使っていたワイヤーバスケットを渡しました。

バスケットボールを収納しているのは、親戚の家の倉庫で眠っていた給食かご。

家のあちこちに散らばっていた黒バケツを集め、バスケットやダンスの練習着を用途別に入れています。


三女は娘たちのなかでも、いちばん片づけや整理が好きで、インテリアにもこだわりが強め。ずっと部屋をもつことをがまんさせていたから、本人の思うように部屋をつくってほしいと思う半面、家具を新たに用意したり、部屋をガラリと変えたりするのは予算的にも時間的にも難しくて。せめてカッコいいものが好きという希望はかなえようと、ほかの場所で使っていたワイヤーバスケットや黒いバケツなどは用意してあげたんです。そしたら、インテリアが好きなだけあって、おしゃれに使いこなしていて!お金を使わなくても満足できるものがつくれるんだって私も勉強になりました。


板壁がお気に入りグッズの
ディスプレイステージに活躍!


スケートボードのデッキを飾りたいという娘のために、主人がデッキの穴 にピアノ線を通し、壁のフックにかけてくれました。

お気に入りのキャップや上着はフックにかけて見せる収納に。アパレル店を意識したみたい。


「窓辺に植物を飾ってみたい」というリクエストもあり、娘の思い描く部屋づくりはまだまだ発展中。私とは違ったディスプレイや収納の発想を見られるのは大きな刺激になるし、娘の自立する心も育まれるようで楽しみです。 


※「子ども部屋を作ろう③」は、6月29日(水)更新予定です。


→「子ども部屋を作ろう①」はこちら


→子ども部屋に関する記事一覧はこちら


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