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【スノコを使ってDIY!】子ども部屋をつくろう ③(小学生女子)

Comehome!

2022.6.29

子どもの成長に合わせた部屋の模様がえは悩みどころ。ですが、子どもの意見をくみ取ることができれば心地いい空間ができるんです。これまでの記事に続き、本人の意思を尊重してつくった子ども部屋をご紹介。3回目は、田邊さん宅の子ども部屋です。整理整頓が好きな小学5年生の娘さんと、親子で部屋について話す時間を持ったという田邊さん。娘さんが大事にしたいポイントをおさえ、DIYで工夫した部屋を見せていただきました。


この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。


親子の話し合いでわかったのが
私と娘とでは空間のよさを感じるポイントが違うこと
狭くても好きに使える空間をつくるのが
娘には大切なようでした 
〈田邊広美さん〉


衣類以外に趣味グッズを飾れる娘だけの秘密基地。友達が来たら目隠しできるように、カーテンを取り付け。


控えめな性格の次女。それにまだ小学生だからと、子ども部屋を見直すときは、 家具選びも配置も私が考えていました。 でも、コロナ禍によって親子で話し合う時間をもてるようになり、次女の意見を聞くようにしたら、こだわりがたくさんあるってことがわかったんです。 娘が悩んでいたのが狭さ。4畳半なのに、大きな本棚を置いてしまったせいで、 圧迫感を感じていたようでした。アイドルの写真や漫画など、好きなものを飾る場がないことも不満だったみたい。 そこで目をつけたのがクロゼット。オープンにしておけば空間が広く見えるし、 趣味のものも飾れます。絵を描きながら娘とイメージを共有すると、娘からも「ここは高さを替えられるようにしたい」、 「アイドルのカードを張れるようにしてほしい」などとリクエストが。こうして、 2人で部屋をつくる作業が始まりました。


目につく場所に好きな漫画や
アイドルのカードを並べて楽しんでいます


クロゼットには可動式のスノコ棚をDIY。高さが替えられるから、持ち物が変わっても長く活躍しそう。

側面にはコルクボードにブリキ板を張りつけたものを取り付け。端材にマグネットをつけて、カードやポスターを自由に張っています。

大好きなぬいぐるみはかごにまとめて。ふだんは布で目隠しし、遊ぶときに取り出します。

クロゼット前はくつろぎスペース。スノコテーブルと椅子で読書やお絵かきなど気の向くまま楽しんでいます。


 成長するにつれて学用品がふえ、好きなものも変わるから、そのつど家具や雑貨を用意するのは大変。なるべくリーズナブルにしたいのも本音です。そこで活用したのがスノコ。押入れで使っていたスノコを収納棚や飾り棚にリメイクしました。もしこの先好みが変わっても、ペイントすれば長く使えそうです。 


DIYした収納グッズに
整理好きの娘も満足げ


勉強と趣味エリアをきっちり分けたい娘。机まわりはすっきりと。 ナチュラルな雰囲気も娘のこだわりです。

スノコをL字に組み、キャスターをつけてランドセル置き場に。中学入学後は学生鞄と部活用のバッグを置けるように1段ふやす予定。

教科書類を整理しやすいよう「Seria」の木製ディッシュスタンドを仕切りに。整理好きの娘に好評。

ヒノキ材と有孔ボードでDIY。好きなキャラグッズを飾って楽しんでいるようです。


好きなものを誰の目も気にせず楽しめる、娘だけの城ができて満足そう。娘が思う存分自分の“好き”を表現できて、 心やすらぐ場所になったことが私にとっていちばんの喜びです。 


→これまでの「子ども部屋を作ろう」はこちら


→子ども部屋に関する記事一覧はこちら


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