【ナチュラルガーデン】手をかけないほうが近づく理想の庭(後編)【ハーブを活用】
2022.8.17
自然が育むありのままの姿が、美しさや安心感を与えてくれる【ナチュラルガーデン】。そんな庭があれば、生活も心も豊かになります。これまでの記事で、そうした“庭がくれる暮らしの喜び”をテーマにお届けしてきました。前回より登場の中村さんは、忙しい毎日の中でも庭での時間を大切にしています。室内では庭のハーブを活用したり、観葉植物に癒されているそう。
この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。
摘みたてのハーブを
インテリアや掃除に生かしたり
心地いい香りのおかげで
気分もリフレッシュするんです
〈中村栄里奈さん〉

徒長したり、ふえすぎたりしたハーブは剪定。処分するのはかわいそうで、インテリアや掃除に取り入れています。

抗菌作用があるといわれるローズマリーは、テーブルを拭くのに役立っています。手に残るやさしい香りも心地よくて。

水を張ったバケツに、 庭で摘んだローズマリーを入れるだけ。こうして水に浮かんだ姿も絵になります。
庭と関わる時間が短い私。 だから、少しでも植物と触れ合えるように、室内でも植物を育てることにしました。 観葉植物を中心に、庭で摘んだ草花を飾ることも。ハーブは観賞用にはもちろん、掃除の香りづけにも役立ちます。 面倒に感じる水拭きも香りに癒やされながら作業できて、 ストレスに感じなくて。

ウッドデッキにござを敷いて、休憩スペースに。光や風を感じながら、ぼーっと庭を眺めるのが癒やしです。
ウッドデッキからの眺めも気に入っています。テーブルを置き、庭を眺めながらぼーっとしたり、読書をしたり、 おやつを食べたり。子どもたちも気に入っていて、「今年はジューンベリーの実がなるのが早いね」とか「鳥が食べに来てるよ」と、会話がはずむようにもなったんです。

キッチンカウンターはお気に入りのステージ。 存在感のあるウンベラータやストレリチアが主役です。
室内で育てやすい観葉植物が主役

大きなパキラは子どもが倒さないよう階段に。

やさしい光が入るバックカウンターには庭で摘んだ植物を。根が育つ過程を楽しめるよう、ガラス瓶で育てています。ある程度根が張れば、庭に植えるんです。
そんな自然を身近に感じるよさを、コロナによる自粛で家ですごす日が続いたとき、 あらためて感じました。鬱々とするどころか、このまま家でのんびりしたいなって。植物ってしゃべったり歩いたりしないけど、その存在だけで人を癒やしてくれるんだって、価値を見直しました。
→【ナチュラルガーデン】のこれまでの記事はこちら。
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