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【8月の花】さわやかな白バラに実ものを添えて秋を感じるアレンジに

増田由希子の花と器のいい関係

2022.8.3

この連載では、フラワースタイリストの増田由希子さんにナチュラルなインテリアに似合う季節の花とその特徴や扱い方、アレンジしやすい花器について教わります。第4回から第6回にかけては、秋の花のアレンジをご紹介。8月は秋というにはやや早いのですが、生花店にはもう秋のお花が並んでいます。今回のテーマは、白バラの秋のアレンジです。
※この記事は、2021年8月発行のCome home!vol.65の一部を抜粋しています。


6月のお花はこちらから
芍薬(しゃくやく)
アジサイ


7月のお花はこちらから
ハーブ


スプレー咲きの小さな白バラに
赤紫の実ものを添えると秋の気配を感じるアレンジに



小ぶりなミニチュアローズは、一輪挿しや片口などの小さな器にいけると可愛らしさが引き立ちます。さわやかな白バラだけでは秋を感じづらいので、ダスティミラーと赤紫色のビバーナムティナスを添えるのがポイントです。テーブルや棚にさりげなく飾るのが似合います。


茎をカットするときは咲き方に違いのあるものを選んで



このバラ、グリーンアイスは、つぼみのときは赤みがかっていて、花が開くと白、グリーンへと色を変えます。一本の茎から枝分かれして複数の花がつくスプレー咲きなので、少ない本数でも華やかなアレンジになるのがうれしいところ。買うときに、つぼみや開きはじめなど、咲き方に違いのあるものを選ぶと表情豊かなアレンジになります。花の下までトゲがあるので、ハサミでカットして。


2 つの花器に分けて高低差をつけても


小さな花が可愛らしいグリーンアイスを見たとき、わが家にある陶芸家・井山三希子さんの白い片口がぱっと頭に浮かびました。片口の縁が花で隠れるくらいの長さに茎をカットし、少しずつ高低差をつけるのがポイント。アンティークのグレーのインク瓶もお似合い。枝分かれした部分が口にかかるように切っています。


次回は、【秋の花】ダリア。9月7日投稿予定です。


この連載の過去の記事はこちらから
芍薬をユーカリと合わせて洋風にいける
アジサイに葉物を添えて清涼感のあるアレンジに
ハーブをいけて香りを楽しむ


 


profile

増田由希子
フラワースタイリスト。NHK文化センター講師、オリジナルワイヤー花器の製作など幅広く活動中。『暮らしを美しく飾る花図鑑』(家の光協会)『毎日の暮らしに、似合う花を』(KADOKAWA刊)『花1 本から素敵に飾る 初めてのフラワーレッスン』(家の光協会刊)など著書も多数。
Instagram@nonihana_はフォロワー23.3万

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