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【洲脇佑美さんの布遊び】インテリアをリフレッシュ(1)【リビング&ダイニング】

Comehome!

2022.8.22

インテリアを一新したいときに試したいのが、布や香りを使ったリフレッシュ術。インテリアの達人にそのヒントを教えてもらいました。


まず初めにご紹介するのは、洲脇佑美さんに教わる布遊び。「シンプルシック」という言葉がぴったりと当てはまる洲脇さんのファブリックアイデアを教えていただきました。 本日より3回に分けてお届けします。 


この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。


布はお金をかけずに気分転換できる
手軽なツール
 
〈インテリアスタイリスト 洲脇佑美さん〉


インテリアに変化をつけたいときに布は欠かせない存在、と話す洲脇さん。「テーブルクロスやカーテンのような大きな面積の布を替えればガラリと雰囲気が変わるし、キッチンクロスのような小さい布もカバーやマットとして活躍します。白やブルー、グレーが好きなので、年間をとおしてその3色を選ぶことが多いのですが、素材感のあるリネンやコットンならやわらかさが加わります」。大切なのはほかのインテリアとのバランスだそう。色柄の合わせ方、ボリュームの出し方など、プロならではのスタイリング術を教わりました。


教えてくれたのは 洲脇佑美さん


インテリア・フードスタイリスト。大学で空間デザインを学び、インテリアショップで店長を務める。ディスプレイの楽しさに目覚め、インテリアスタイリストに師事後、フリーランスに。ナチュラルで繊細なスタイリングに定評があり、雑誌、広告など幅広い分野で活躍。


【Living & Dining】


大きな面積の布を
明るい日ざしが似合う色に替えてみましょう


カーテン、テーブルクロス、クッションなど室内で大きな面積を占めるアイテムは、インテリアの印象を決める大切な要素。ブルー系のファブリックを中心に、さわやかで落ち着いた雰囲気に仕立てます。 


窓辺 
ざっくりした織りのリネンを
さっとまつった手縫いのカーテンに


ブルーグレーのカーテンは「リネンバード」のリネン生地。

「上下を三つ折りしてまつり縫いし、クリップで吊るすだけなので簡単!」。 やわらかな動きが窓辺に表情をつくり、リビ ングを明るく軽快に見せてくれます。


ソファ
クッションカバーはトーンを合わせた
柄違いでコーディネート


ざらりとした質感がお気に入りのカバーは、フィンランドブランドの「テンシラ」のもの。違う柄を組み合わせて布の表情を楽しみます。「種類の違う布は、色のトーンをそろえることでまとまりが生まれます」


 


ダイニングテーブル
コーディネートはクロスが主役
器の色を重ねてトータルで考えて


「ハンス・J・ウェグナー」のアンティークテーブルに、クロスをかけておもてなしモードに。

「来客時は、お客さまの雰囲気に合わせて布と食器をコーディネート。シックにも、カジュアルにもイメージが変えられます」


【colum】
手になじむくたっとした質感の布が好き


大切にしているのは布のニュアンス。「色ムラだったり、風合いだったり。使っているうちにどんどんなじんでくる質感のものは長く愛用できますね」


 


お手本にしたい!
洲脇さんのテーブルスタイリング


idea-1 
ブルー&グレーの濃淡を組み合わせて


クッションカバーと同じ北欧ブランドの「テンシラ」のクロス。 ピンストライプの色がグレーなので、器やナプキンの色もグレーを選んで統一感を。


idea-2
こげ茶をアクセントにした
ナチュラルテーブル


ライトグレーのクロスなら、和陶器を合わせても軽やかな印象に。「食器の茶色が引き締め役。 ナチュラルだけど可愛くなりすぎないコーディネートです」


idea-3
マットな器と
コットンを合わせた大人のモノトーン


シックにまとめたいときは、「ヴェクスボリン」のランチョンマットにつや消しの器をセッ ト。黒、白、グレーの無彩色トーンでスタイリッシュに。


※【洲脇佑美さんの布遊び】インテリアをリフレッシュ(2)は、8月24日(水)公開予定です。


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