• TOP
  • 暮らし・収納
  • 【防災×キャンプ】楽しみながら始める備える暮らし「アウトドアクッキングVol.3」

【防災×キャンプ】楽しみながら始める備える暮らし「アウトドアクッキングVol.3」



2022.9.5

感染症の蔓延、たび重なる自然災害は、暮らしを楽しむことを自重させる風潮も、もたらしました。そして、非常時の備えについても情報があふれているなか、はたしてそれが充分なのか、実際に役に立つのか、不安を抱えながら過ごしている方も多いのでは? そう、備えているだけでは「もしも」の時に使いこなせないのです。だからこそ今、日常から始める“楽しく備える暮らし”を! その鍵となるのは、アウトドア。日常生活と防災の意識を結びつける道具とスキルを伝え、心豊かに生き抜く術を、アウトドアと防災のプロ・寒川さん夫婦の暮らしに学びます。


 


アウトドアスイーツの定番をランクアップ! 「オレンジスモア」



焚火を楽しむキャンプのデザートとして定番なのは、マシュマロを焼いたスモア。今回は、さらにバージョンアップさせた、ごちそうスイーツをご紹介! 食べれば必ず、笑顔になること請け合いの絶品レシピです。


◆用意するもの


グリルパン、ヘラ、焼串


◆材料2~3人分


オレンジ2個、マシュマロ4個、白ワイン大さじ1.5、クッキー2枚、フレッシュローズマリー、シナモン各適量


◆作り方


①オレンジの皮をむき、5㎜ 厚さの輪切りにする。


②グリルパンを熱し、①を並べ、白ワインを回し入れて火にかける。アルコールをとばしながら両面を焼く。


③と並行して、焼串に刺したマシュマロを焚火であぶる。とろけてきたら焼串からはずす。



④②をヘラで返し両面に少し焼色がついたら、③を上にのせる。



⑤砕いたクッキー、お好みでシナモンをふり、ローズマリーを添えて完成。


POINT 家で作る場合など、フルーツの皮の防腐剤を洗い流せる環境なら、皮はむかずに使うと、より香りが引き立つ。


POINT マシュマロの甘さには、柑橘類を合わせるのがおすすめ。白ワインの代わりにオレンジジュースなどを使ってもOK


とろけたマシュマロがホイップクリームのよう。保存食にもなるクッキーやビスケットを砕いて使うと、食感も楽しい。


撮影/飯貝拓司


8/26発売 『「サボる」防災で、生きる』 では楽しく備える暮らしのテクニックをたっぷりとご紹介しています。


寒川 一
災害時に役立つアウトドアの知識をキャンプ体験、防災訓練、書籍などを通して伝えるアウトドアライフアドバイザー。北欧のアウトドアプロダクトを多く扱う(㈱)UPIアドバイザー。アウトドアでのガイド・指導はもちろん、テレビ・ラジオ・雑誌といったメディア出演など、幅広く活躍中。東日本大震災や自身の避難経験を経て、災害時に役立つキャンプ道具の使い方・スキルを教える活動を積極的に行っている。著書『焚火の作法』『キャンプ×防災のプロが教える新時代の防災術』他。

寒川せつこ
北欧ソト料理家、UPIアドバイザー。スカンジナビアの自然と、豊かに暮らす人々との繋がりから、スカンジナビアのアウトドア文化を主に料理ワークショップを通して発信。レシピ提供したメディアは、「NHK 趣味どき!/たのしく防災!はじめてのキャンプ」、「メスティンレシピ」、「ソトレシピ」など多数。

今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line