夫の大好物を子どもたちが食べられるように



馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2022.9.8

 みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
 北海道は収穫の秋!夏野菜の最終便や秋が旬のお野菜をご近所さんからたくさんおすそ分けしていただく嬉しい嬉しい季節です。



 この地域の学校に3月までお世話になっていた夫。その夫が担任させていただいたお子さんがお隣に住んでいるのですが、夫が「ナスが好き」とよく話していたのでしょう。ナスがとれ始めるとお届けしてくれるようになりました。その子のご両親やおばあちゃんにまで夫のナス好きは伝わっていて、いつも「おすそ分けボックス」にはそっとナスを入れていただいています。そのお気遣いに毎回ぐっときている私です。
 そんな愛いっぱいのナスを長く楽しむために、保存のための漬物も作りますが、今回は「サッと作れる簡単浅漬け」と「冷凍保管用の揚げ茄子」にしました。



 浅漬けは、薄い半月切りにして水にさらしてあくを抜いて、



 あくを抜いたナスの水をよ~く絞って、みじん切りにしたしそと塩であえるだけ。



 お好みでゴマをトッピングして、はいどうぞ!



 食欲がない日でもさらさらっと食べられます。



 今年、我が家の畑にあるみょうががなったので、こちらも一緒にあえて。



 みょうが好きならこちらがおすすめ。夫も「俺はこっちが好きだな」なんて言っていました。


 さて、ナスは和洋中どれにも使えて、生でも焼いても揚げても美味しいけど、うちの娘たちはナスにはあまり手が伸びません。どうしたら食べるかな?ヒントは大の偏食だった私が食べられたものにありそう。


 そういえば私は「野菜の中でナスがダントツに好き」と言っていたことがありました。その時のお料理は揚げ茄子にめんつゆをかけたもの。トロットロのナスがじゅわじゅわつゆに絡んで最高なんですよね。
 大学生になり自炊をするようになった時に、揚げたナスは油をものすごく吸収している事実を知って、あまり食べなくなってしまっていたけど、子どもたちもトロトロのナスにしたら食べるような気がする!と思ってトライすることに。
 
 揚げナスは冷凍保存もきくから、おいしいうちにたくさん揚げて



(乱切りにして水にさらし、水分をよくきっています)



 バットにあげて…



 ここでちょっとつまみ食い!塩だけでいただきます。やっぱりおいしい!
 粗熱が取れたらジッパー式の袋に入れて冷凍保存。



 使う時に解凍して、煮込む時は凍ったままで投入します。



 今日は揚げ茄子のお味噌汁。いつもナスを生のまま切って入れるお味噌汁は、子どもたちからはなかなかおかわりの声が聞こえないけど、今回はどうかな…



 長女が「お母さん、美味しい!ごちそうだね!」と褒めてくれました。美味しく食べられるものが増えて、よかった!



 掲載していただいたCome home!vol.69でお気に入りの台所道具をご紹介いただきました。(見たよとメッセージくださった方、嬉しかったです!ありがとうございます!)
今回のナスみたいに、いただくお野菜が美味しいから私の料理は簡単なものばかりで、普段は煮る、焼く、蒸すなどが基本ですが、長期保存する時に揚げることも。
 子どもたちが得意ではないナスも揚げると喜ぶ、と分かったので、たくさん揚げナスを作って家族で美味しく食事を楽しみたいと思います。



 さて、次は何しよう?


 


 


 


→ 前回の記事【子どもたち、台所で


→ 馬狩さんのこのほかの連載記事はこちら


馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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