【アクセントになるグリーンの選び方】インテリアとグリーンのいい関係①
2022.11.9
ここ数年、インテリアにグリーンを取り入れる人がふえています。 上手に育てながらインテリアとしても楽しむにはどんなことに気をつけたらいいのでしょう? たくさんのグリーンとともに暮らすフラワー&グリーンスタイリストのさとうさんにうかがいました。本日より3回に分けて、そのコツをお届けします。
この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。
上手につき合うコツ1
【アクセントになるグリーンの選び方】
グリーンを取り入れるとき、 迷うのは選び方。どんな視点で選んだらいいか、ポイントをさとうさんにうかがってみました。
教えてくれたのはさとうゆみこさん

「green & knot」主宰。フラワーショップやインテリアシ ョップ勤務、専門学校の講師を経て、現在はフラワーコーディネートから空間スタイリング、グリーンアドバイザーまで、植物のあらゆるジャンルで活躍している。
グリーンは生きています
まずは好きと思えるものを選んで
「毎日お世話するのだから、お店で見たときに好きだと感じたものでいいと思うんです。ただ、 ナチュラルなインテリアに、やさしい雰囲気のグリーンを合わせると全体に甘さが強くなってしまうので、個性のあるサボテンや、株が大きなものも候補に入れてみて。ポンと置くだけで空間が引き締まりますよ」
** Advice 1
インテリアグリーン選びは
「引いて見る」ことが大切

グリーンをおしゃれに飾るには、部屋全体を見る「引き」の視点が大切。「光が当たる場所、という条件のなかで高低差をつけたり、小ぶりの鉢をまとめたり、座ったときの視線をふまえて配置を考えたり、インテリアとのバランスを見て飾っています」
** Advice 2
「 デニムにハイヒール」風に
ちょっぴり崩すと粋に映る

インテリアとグリーンの関係をファッションにたとえると、「着崩す感覚」とさとうさん。男性的な空間ならたおやかな左のソフォラなどを、女性らしいナチュラル空間なら右のようなサボテンを合わせるといった具合。ギャップのある組み合わせで洗練された印象に。
長く楽しむには、育てやすさで選ぶのもひとつの方法。「ゴムの木の仲間やポトスなど昔からあるものは安価で手がかからず、品種も多彩。飾り方で個性を出せるので、初心者なら定番から始めるのもおすすめです」
※次回「インテリアとグリーンのいい関係」②は、11/14(月)11時〜公開の予定です。
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