流木やラダーを使って頭上を収納に。かごで統一して見た目も軽やか
2020.9.25
部屋をすっきりさせるには収納力が不可欠ですが
収納不足に悩む人は後を絶ちません。
だけど、ふだんと違う見方でわが家を観察すると
まだまだ生かしきれていない場所がたくさんあることに気づくはず。
そんなスペースを生かしたアイデアをご紹介します。
流木やラダーを使って頭上を収納に活用。
足もとがすっきりしたうえ、かごで統一したので見た目も軽やか!
大橋由記さん
軽いものを吊るならテグスでO K !

リビングのすみで、ドライフラワーを下げるのに使っていた流木を収納に 応用。ちょうど私が手をのばして届く高さに調節しました。

かごにはアロ マ、レターセットやラッピング用品な ど、休日に使うアイテムを収納。

天 井の梁がある箇所を「下地センサー」 で調べて洋灯吊りをつけて、流木に巻 いたテグスを結びました。
飾り棚を趣味グッズの収納に活用

朋とも 起 のゲーム類はかごに入れて、寝 室の壁につけた棚へ。踏み台がないと 取れないよう、上段に置きました。

黒の壁紙に合わせてアイアンの棚受け を使用。棚板として使った杉材は墨汁 で黒く塗装しました。消しゴムハンコ やヒンメリ作りの材料など、私の趣味 グッズもかごに入っています。
わが家では、平日にはゲームをしないのが子どもとのルール。だけどその約束がなかなか守れなくて困っていました。苦肉の策として、寝室の壁の高い位置に棚をつけてそこに置くようにしてみたら、いちいち踏み台に上るのが面倒なのか、約束を守れるようになったんです。頭上ってなかなか目がいかないけど、もしかして使う頻度が低いものを収納するには向いているかも、ってひらめきました。
週末のピクニックに使うお弁当箱や水筒は、キッチンの勝手口の上に設けた棚に収納。休日のゆったりした時間に使うアロマやレターセットはリビングの天井から下げた流木にハンギング。毎日出番があるわけじゃないから、取り出すのも苦に感じないし、床の上にものを置かなくて済むから部屋もすっきり。ナチュラルなかごを使ったことでインテリアが素敵にもなって、一石二鳥です。
窓枠の奥行き9c m が調理器具の収納に大活躍

勝手口は使わないため、調理道具の収納コーナーに生かしました。

勝手口の枠に「ディアウォール」で2×4材の柱を2本立てて、角材で棚受 けをつけて、棚板を固定。

ワイヤーネットの縁に角材を接着剤でつけて棚に。壁の上部につけた洋灯吊りにチェーンをかけ、ワイヤーネットと結びました。通気性がいいので、食材のストックを置いておくのにも活躍。
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