「ターシャ・テューダーに憧れて」高津祐子さん Vol.3

私のカントリー

2023.1.6

多くの書物や『私のカントリー』の連載をとおして、ターシャ・テューダーは私たちにたくさんの美しい言葉や暮らしのアイデアを教えてくれました。その自然体の生き方に感銘を受けた方は、決して少なくないでしょう。自分らしい暮らしのなかい、ターシャのエッセンスを取り入れて人生を楽しんでいる高津祐子さんのライフスタイルをご紹介するお話の最終回です。



「おすそ分けにも好評な手作りの数々をご紹介します」


 


高津さん特製のハチミツは、いつでもおすそ分けできるようにスタンバイされています。



蜜ろう入りマルセイユ石けんは、ワックスペーパーと麻ひもで包んで、オリーブの葉を添えてラッピング。



採蜜後の蜂の巣からエキスを搾り出し、熱処理して固めたものが蜜ろう。一部は細かく削り、クラフトにも使いやすいようにガラス瓶に入れています。



エコラップは撥水性に富むので、食べ物の包装に最適です。汚れたらサッと拭けば、何度でも使えるのもうれしい。



買ってきたプラスチックの鉢を可愛いエコラップで包んで、おめかしも。


~エコラップの作り方~



材料 


3~5mm程度に細かく削った蜜ろう適量と、綿や麻の布。そのほか、加熱に耐えられるオーブンペーパーや下に敷く新聞紙、蜜ろうを溶かすためのアイロン



1 


いちばん下に新聞紙、次に布より少し大きめにカットしたオーブンペーパーをセット。さらに、裏面を上にして布を広げ、まんべんなく蜜ろうをちりばめる。布の端まで、ていねいに置くのがポイント。




1の上にオーブンペーパーをかぶせ、高温のアイロンを布に当てる。アイロンは、内側から外に向かって少しずつ押し出すようにかけるのがコツ。蜜ろうは徐々に溶け、布の表面まで浸透する。




上のオーブンペーパーを取り、でき上がりを確認。蜜ろうが足りていない部分があれば、新たに蜜ろうを足して、オーブンペーパーをかぶせ、再びアイロンがけすればいいので、失敗知らず。


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『私のカントリーNo.112』掲載 取材/河村ゆかり 撮影/石川奈都子


 


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