【1月のtretre通信】高知の雪

tretreの高知・によど通信

2023.1.15


こんにちは、tretreの小原です。


新しい年を迎えました。
本年も「tretreの高知・によど通信」を
よろしくお願いいたします。
今回は高知の冬景色をお届けします。


毎年雪が降ります



私たちが暮らす山あいの町・仁淀川町は、
南国土佐とはいえ毎年雪が降ります。


冬は最低気温が氷点下になるのはしょっちゅうで、
車は冬用タイヤへの交換が必須。
年に最低1回は数cm、多い年は30~40cmの積雪があります。



一年で一番寒いこの時季は、空気がよく澄み、
仁淀川の水も透明度が一層増して、とってもきれいに見えるんです。
観光のお客様も少ないので、防寒対策さえしっかりしておけば
時間を気にせずゆっくりと眺めていられるんですよ。



また、凍った滝が見られるのもこの時季ならではのたのしみ。


寒暖差が大きく、四季がとてもはっきりしているのも
お茶がうまみを蓄えることにつながっているようです。


今冬の大雪



さて、昨年12月23日、朝起きると窓の外は真っ白。
この冬も積もったか、やれやれ。
でも雪景色は本当にきれいだなぁ、風情があるなぁ、
なんて思いながらのんきに外を眺めていました。



思わずダイブしてみたり。
ちょっとはしゃいでしまいますね。


さて、いつもなら昼間は暖かくなって雪は解けていくのですが、
今回は気温が低いままでずっと降雪が続きました。
子どものようにワクワクする気持ちは収まっていき、
じわじわと怖さのようなものを感じつつありました。


そして、夜になると部屋の電気が点滅し始め、ついに停電。
ざわつく気持ちを無視してとにかく早めの就寝です。



雪は夜半まで降り続いていたようで、
朝起きると昨晩よりもさらに積もっていました。



茶畑にもこんもりと雪。
たっぷり生クリームがのったお菓子のようです。


私が住む標高低めの地域でも50cmほど、
さらに標高が高くなると1mを超える積雪となったようです。
地域の年配の方々も、近年まれに見る大雪とおっしゃっていました。



さぁ、ここからが大変、
近所の方たちと力を合わせての雪かきです。


雪が重たくならないうちに、
どうにか車が通れるようにせっせと作業を進めます。
汗ばむほどに体を動かすので、
停電中の室内でじっとしているよりも温かくなりました。



さらに翌日、陽が高くなったころにようやく出社できましたが、
階段や通路など、やはりここでも雪かきです。



停電する時間帯もあったりするので、
ストーブを囲み、ひとまず電気を使わずにできる作業をしたり。
この日は、陽が落ちて道路が凍り始める前に早めに帰宅しました。



停電のほかにも断水、国道の通行止めなどもあって、
せっかくのクリスマスなのに、
予約していたケーキを受け取りに行けないという人も。
子どもたちにとっては少し寂しいクリスマスだったかもしれません。


その後は道路の凍結や雪による倒木などは残るものの、
幸い大きな被害はなく、無事にお正月を迎えることができました。


ちなみに私・小原は北海道出身。
雪と戯れて育ちました。
しかし気候が違えば雪質や気温の変化、必要な対策などが
北海道とは違うと知り、新たに雪を学んだ数日間でした。


さぁ、次回をお届けするころには春の兆しが見え始めます。
それまでもう少しこの寒さには辛抱ですね。


 


※次回は2月15日に掲載します。お楽しみに!


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