【キッチンの引き出し&扉の中、大公開!】連載①ダイソーやキャンドゥグッズを使った賢い収納術
2023.1.23
家の中でいちばん時間をすごすキッチンは、常に気持ちいい場所であってほしいですよね。けれど、シンクに洗い物が放置されていたり、作業スペースが食材や器でいっぱいになっていたりと、片づけても片づけてもすぐに散らかってしまうのが現実。その原因は収納方法にあります。特に、引き出しや扉の中はふだん目に触れられないからと、ついごちゃっとしまいがち。そのせいで、シンクや作業スペースまでごちゃつきが影響してしまうのです。そこで、キッチンが常にすっきりしている3人に登場していただき、引き出しや扉の中をご紹介。100円グッズや無印良品アイテムなどを使った、おしゃれで実用的なアイデアがもりだくさんです。1回目は北原愛美さんのキッチンです。
築25年のキッチンをDIYしたことが収納改善のきっかけに

コンクリート柄の壁紙を張ったキッチンカウンターをはじめ、板張りの吊り戸棚、100円のフレームで作ったパーテーションなど、いたるところをDIYして、明るくて清潔感のある空間へと改装。
築25年のご主人の実家に暮らす北原さん家族。この家を譲り受けたときから、経年の古さをなんとかしたいと思っていたそうです。そこで、DIYでセルフリノベーションすることに。床にはクッションシートを敷き、流し台の扉もリメイク。少しずつ手を加えていき、今のスタイルへと変わっていきました。
理想的な可愛いキッチンになったものの、使い勝手には不満があったそう。「昔のキッチンなので引き出しではなくて、開き戸が多いんです。出し入れするのに、毎回腰をかがめるのが面倒だし、奥にしまったものを取り出すのも不便で」と北原さん。
そこで、収納にもひと工夫することにしました。目をつけたのが100円グッズ。「100円グッズなら汚れたときも買い替えやすいし、手軽に試せるというのがよくて」。開き戸の悩みである奥のものを取り出しにくいという悩みも、ファイルボックスを引き出し代わりに使うことで解決しました。
出し入れしやすくて、片づけやすいキッチンをキープしたくて、必要以上にキッチン用品を買うことがなくなったそう。「買い替えるときや、どうしても欲しいものがある場合は、何かを処分するのがルールです」。そのおかげで、ストレスなく、料理や洗い物、掃除ができるそうです。
流し台下の収納、お見せします!

北原さんのキッチンはL型。扉には板を張り、モールディングをつけ、ペイントしてリメイクしたそう。
【A】シンク下(左)

100円ショップで買った3つの白い容器には、毎日のように使うボウルをはじめ、ハンドミキサーやカセットコンロを立てて収納。奥には電気鍋を。
【B】シンク下(右)

奥行きや高さのあるスペースですが、奥のものを取り出しやすいように、上部にはあえて余白を設けたそう。ボウルを置いた台も100円グッズで、その下のボックスにはスポンジやガラス瓶をストック。

キャンドゥで買ったファイルボックスには、アルコールスプレーや漂白剤、キッチンペーパーを収納。使うときはボックスごと取り出せるので、探しやすくて、片づけもラクだそう。
【C】作業スペース下の引き出し(1段目)

4段の引き出しは、1段目だけ深さが浅め。そこで、無駄なくスペースを活用できるようにと、こまごました弁当グッズ置き場に。キャンドゥで買ったクリアケースに小分けにして収納。
【D】作業スペース下の引き出し(2段目)

キャベツや玉ねぎをスライスするときに使うスライサーやおろし器など、毎日のように使う調理道具を収納。
北原さんのキッチンは2回目につづきます。
つづきは1月24日(火)11時公開予定です。
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