• TOP
  • 暮らし・収納
  • 【キッチンの引き出し&扉の中、大公開!】連載④すっきりキープの秘訣は、余白でした

【キッチンの引き出し&扉の中、大公開!】連載④すっきりキープの秘訣は、余白でした

キッチンの引き出し&扉の中、大公開!

2023.1.26

家の中でいちばん時間をすごすキッチンは、常に気持ちいい場所であってほしいですよね。けれど、シンクに洗い物が放置されていたり、作業スペースが食材や器でいっぱいになっていたりと、片づけても片づけてもすぐに散らかってしまうのが現実。その原因は収納方法にあります。特に、引き出しや扉の中はふだん目に触れられないからと、ついごちゃっとしまいがち。そのせいで、シンクや作業スペースまでごちゃつきが影響してしまうのです。そこで、キッチンが常にすっきりしている3人に登場していただき、引き出しや扉の中をご紹介。100円グッズや無印良品アイテムなどを使った、おしゃれで実用的なアイデアがもりだくさんです。2軒目はミキさんのキッチンです。


特集【キッチンの引き出し&扉の中、大公開!】のその他の記事はこちらより


古いマンションでよく見かける開き扉タイプのキッチン


レトロな青いタイルが印象的な壁づけキッチン。


扉を開けると、、


よく使うフライパンや鍋はレンジフードにハンギング。さえ箸やお玉、ヘラなどのツール類はキャニスターに入れ、立ち上がりに。吊り戸棚から下がっている水切り棚にはせいろやバスケットなど、並べて可愛いものをディスプレイ。


さっそく、扉の中を詳しく見ていきましょう!


【コンロ下】


3種類のフライパンはセリアで購入したファイルボックスに立てて収納。左の扉にかけているのはセリアのゴミ袋ハンガー。

無印良品の衣装ケースは以前の家のときから使っていたもので、中にはすり器や保存容器などが入っています。

作りつけの棚の上にはルクルーゼの鍋やポットが置かれています。


【作業スペース下】


ダイソーのワイヤーネットで結束バンドで組み合わせて棚には、セリアのプラスチックケースがぴったり。中には食材のストックが入っています。左端のダイソーの冷水ボトルに入っているのは、愛犬用のご飯。


【シンク下】


シンク下の左端には乾麺類を入れたケースが。その上には、使用頻度が低いキッチンツールがしまわれています。排水管の手前にあるtowerの容器は米びつ。右側のボウルの上のケースにはふきんや手拭きタオルのストックが収納されています。

ダイソーの積み重ねボックスはラップ類を立ててしまうのにぴったり。


【吊り戸棚】


吊り戸棚の下段は手が届くので、毎日のように使う弁同容器やサプリメントの収納に活用。上段はあまり使わないものの置き場だそう。

下段の容器には娘さんの水筒を収納。


余白があることで使い勝手はもちろん
開けたときの気持ちよさもUP


 ご主人の長期の単身赴任により、2人の娘さんたちとの3人暮らしがつづいていたミキさん。「長い間パパに会えず、娘たちがさみしそうにしていて、引っ越すことに決めたんです」と、2年前、単身赴任先へ移り住んだそう。
 そんなミキさんが新たな地で選んだ家は築28年の賃貸マンション。キッチンはレトロなタイルや水栓金具が使われ、作業スペースが狭くてシンクがやけに広いという独特な造り。収納は開き扉のため、置き方に工夫する必要があったそうです。
 そこで考えたのが、棚を使って収納空間をムダなく生かすこと、そして、かごやケースを引き出し代わりとして使うことでした。サランラップやレトルト食材、フライパンも立ててしまうことでスムーズな出し入れに成功。よく使うものは流し台の壁面に下げて、使用頻度に合わせて配置を考えたのもポイントです。
 特によさが光るのが余白。独身時代からインテリアにこだわってきたミキさんにとって、どんな場所も美しく整えることはごく自然な考え。それは扉の中にも表れてて、どの扉を開けてもほどよく余白がつくられていて、使い勝手のよさにつながっています。余計な買いだめをしないことも、すっきりした状態をキープできている理由だそう。


ミキさんのキッチンは2回目につづきます。
つづきは1月27日(金)11時公開予定です。


今週の人気記事

Instagram

line

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。

line