木を生かしたすき間収納を作ってスペース不足と味けなさを解消
2020.9.26
部屋をすっきりさせるには収納力が不可欠ですが
収納不足に悩む人は後を絶ちません。
だけど、ふだんと違う見方でわが家を観察すると
まだまだ生かしきれていない場所がたくさんあることに気づくはず。
そんなスペースを生かしたアイデアをご紹介します。
5 人家族でものが多いけれど、すき間収納のおかげですっきり!
木を生かして作ったので、中古住宅の味けなさも払拭できました
大津弥生子さん

合板で作ったファイルケースは、カ ウンター前に設けた棚が定位置。た くさんの書類を整理してしまえます。
カウンター上に両方向から手に取れる棚を追加

しご棚を作り、カ トラリーやマグカッ プの収納に。キッチ ン側の面にはL字金 具で棚を4段足して、 調味料を置いていま す。

棚板の木こ 口ぐちに カスガイをつけ、フ ック付きピンチでス ポンジをハンギング。
側板をエプロン掛けに活用

冷蔵庫横のすき間に納まるよう、幅25㎝のワゴンシェ ルフを製作。高さ170㎝と大容量なので、食材や調味料 などのストックをまとめておけます。

片面に有孔ボードをつけ、エプロンや回覧板などをかけられるように。
6年前に中古の一戸建てに引っ越したわが家。住みはじめてから気がついたのが、収納スペースの少なさでした。ただでさえ5人家族でものが多いのに、子どもたちの成長とともにさらにふえる一方。どうにかしたいと考えたのが、すき間を生かす収納です。
特に工夫したのがキッチン。頻繁に使うものばかりなので、出し入れしやすさも考えなければいけません。そこで、食材のストックを収納するため冷蔵庫と食器棚の間に入れるワゴンを手作り。カウンターの上にはしご棚を作り、毎日使う調味料やカトラリーを、ダイニング側からも手に取れるようにしました。おかげで、料理や配膳の効率もよくなったみたい! 木材を使って作ったおかげで、ぬくもりも加わりました。味けなかったサニタリーや玄関も、すっきり片づいたうえ、心地よさも感じられるようになったんです。
靴箱と壁の間の20c m に傘やゴルフクラブを収納

備えつけの靴箱と壁との間に空いていたスペー スに合わせて棚を作り、はめ込みました。100円 の鏡を板に張り合わせ、木枠で囲って扉に。

角 材をコの字に組んで側板につけ、傘掛けに活用。 パパのゴルフクラブも収納しています。
リメイク木箱をすき間や足もとに忍ばせて

歯ブラシやアクセサリーを収納できる棚が欲しくて、壁掛け戸棚を製作。

洗剤やシャンプーのストック はこの手作りワゴンへ。天板は洗剤 やメイク道具の一時置きにも使えま す。

洗面台の下の木箱はワイン箱 にキャスターと持ち手となるロープ をつけたもの。ホコリが入らないよ うに、ふたも合わせて作りました。
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