松本朱希子さんに教わる さつまいもとりんごのほっこりおやつ【さつまいものレシピ】
2023.2.15
料理家の松本朱希子さんが提案してくれた、りんごとさつまいもを使ったおやつ。前回のりんごに続き、今回の記事ではさつまいものレシピ3種類をお届けします。
この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。
ほくほく焼きいももいいけれど、つい手がのびてしまうのはひと口サイズのおやつ。フライパンで作れるものも多いので、ちょっとした家時間で気軽に挑戦できますよ。
さつまいものおやつ
フライパンで作れる手軽さが魅力
さつまいものキャラメリゼ

香ばしさと甘さのバランスが絶妙な簡単焼き菓子。作りたてはカリッと、時間がたつとしっとりするので、2つの食感を楽しんでみて。
材料(作りやすい分量)
さつまいも 1/2 本(約 100g)
塩 少々
無塩バター 5g
砂糖(あれば三温糖)
大さじ 1
メープルシロップ 小さじ1
下準備
* さつまいもはよく洗い、皮ごと 3 cm厚さに切る。さっと水にさらして塩をふる。
* バットなどにオーブンシートを敷く。
作り方
1 さつまいもは蒸し器で蒸すか、ふた付きの耐熱容器に入れて 600W の電子レンジで 2 分ほど加熱する。中心に竹串がすっと通るくらいやわらかくなったら取り出し、1.5cmの角切りにする。
2 フライパンを中火にかけてバターを溶かし、1 を重ならないように入れる。 ときどき返しながら焼く。
3 薄いきつね色になったら砂糖を加え、フライパンをゆすって溶かす。さつまいも全体にからんだらメープルシロップを回し入れてからめる。オーブンシートに取り出す。
point

焼き色がついたら砂糖を加え、菜ばしで上下を返しながら全体にからめ、砂糖の粒をしっかり溶かします。
パリパリの食感で止まらないおいしさ
さつまいもチップス

揚げる前に少し塩をふると、甘みが増しておいしくなります。 さつまいもは太すぎるとスライスしにくいので、細めがおすすめ。
材料(作りやすい分量)
さつまいも小 1 本(約 150g)
塩 少々
揚げ油 適量
きび砂糖 適量
下準備
* さつまいもはよく洗い、皮ごと 1 ~ 2 mm厚さの薄切りにする。10 枚くらいずつ切り、さっと水にさらして水けを拭き、塩をまぶす。
作り方
1 フライパンに揚げ油を 170 ~ 180 度に熱し、さつまいもを 1 枚ずつ重ならないように入れる(1 回に 10 枚ほど)。
2 泡が小さくなってきたら取り出し、油 をきってきび砂糖をしっかりまぶす。
point

さつまいもはくっつきやすいので、重ならないように注意。 大きい泡から小さい泡になったらすぐ引き上げます。
冷やして食べると絶品!
洋風きんとん

生クリームを入れたまろやかな口当たり。時間がないときは、ふた付きの耐熱容器にさつまいもを入れてレンチンすると手軽です。
材料(作りやすい分量)
さつまいも 1 本(約 200g)
塩 少々
無塩バター 5g
砂糖(あれば三温糖) 35g
生クリーム 大さじ 3
下準備
* さつまいもは皮をむき、ひと口大に切る。
作り方
1 小鍋にさつまいもを入れ、水をひたひたまで入れる。塩をふって強火にかけ、 沸騰したら弱めの中火にしてふたをし、 20 分ほど蒸し煮にする(ときどきふたを開け、水がなくなっていたら少し足す)。
2さつまいもの中心に竹串がすっと通ったらざるに上げ、熱いうちにゴムベラを押し当ててこす。
3小鍋にバターを溶かし、2 を入れる。 木ベラで混ぜながら砂糖を加え、砂糖がなじんだら生クリームを加えてさらに混ぜる。やわらかめのあん状になっ たら火から下ろしてあら熱をとる。保存容器に入れて冷蔵室で冷やす。
4ぬらして絞ったさらしの中央に、3を小さじ2程度のせ、上をつまんで茶巾に絞る(食べる分だけ作るとよい)。
point

さらしで包み、口をキュッとひねればでき上がり。さらしの代わりに、ぬらして絞ったキッチンペーパーでもOK。
教えてくれたのは 松本朱希子さん

料理好きな祖母や母の影響で、 料理やお菓子作りを始める。大学卒業後、料理研究家に師事したのち、上京。現在は子育てをしながら、書籍などでお総菜やお菓子のレシピを紹介するほか、 イベントなどでも活躍中。
※「さつまいもとりんごのほっこりおやつ」は今回で終了です。
→前回の記事【りんごのレシピ】はこちら。
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