【オールステンレス×レトロなタイル】リノベーションで実現した理想のキッチン(2)
2023.2.22
かつて悪条件の多いキッチンで奮闘しながら、その経験を経てリノベーションで夢のキッチンを実現した人たちをご紹介しています。前回の記事でお届けした中古マンションの施工例に続き、今回は築18年の戸建てをリノベーションした宮原さんのキッチンを見せていただきました。そこには、どんなこだわりがあるのでしょう?
この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。
わが家のインテリアは
木製のヴィンテージ家具が主役
キッチンはそんなものが映えそうな
オールステンレスで引き締めて
〈宮原歩美さん〉

グリーン系で探した壁のタイルは、「平田タイル」のHabile。焼成の過程でできる自然な色ムラがお気に入り。 ステンレスのキッチンは「サンワカンパニー」のもの。
システムキッチンも収納も
ステンレスでそろえて

キッチンと壁の 15cm ほどのすき間に、「足立製作所」のステンレスラックがフィット。

ステンレスの包丁スタンドも「足立製作所」のもの。

最近買ったお気に入りは「島本製作所」 の鉄のフライパン。タイルキッチンにもなじみ、仕上がりもよくて。
外国の古いアパートみたいに、カッコよくて懐かしさも漂うキッチンに憧れていた私。 集めていたヴィンテージの家具や雑貨にも似合いそうと思っていました。 もともとこの家には対面式キッチンがついていて、リビングが手狭でした。そこで、 キッチンを壁づけにしてインテリアに取り込むことにしたんです。おかげで、憧れていたアーコールのダイニングテーブルも納まりました。
ダイニングの家具は
北欧ヴィンテージやアーコール

古い家具の木の色や風合いが好き。チェストはデンマークの 1960年代のもの。ドアは「ウェリントン」で購入したイギリスのアンティーク。

スウェーデンの「String」の棚をお気に入りの器のディスプレイに。
床はレトロなパーケット柄に

フローリングは「アナログ」のオークパーケット。30cm角が多いなか、小さめの24cm 角にこだわりました。
いちばんこだわったのはタイル。何回もタイル屋さんに足を運び、絶妙なグラデーションのものを探し当てました。 レトロなグリーンがヴィンテージ家具ととてもいい相性。 家具のほとんどが木製だから、 キッチンはステンレスに。異素材で引き締めることで、木のあたたかみがより際立つ気がしています。 キッチンが見えるようになったからか、娘たちも積極的に配膳や片づけを手伝ってくれるようになったんですよ。 家族との距離がぐんと近くなり、キッチンに立つのがますます楽しくなっています。
施工会社/チエノマ
Instagram@chienoma.renovation
大阪府大阪市都島区都島南通1- 6 – 5 1F
※次回「リノベーションで実現した理想のキッチン(3)」は2月27日(月)11時〜公開予定です。
→前回(1)の記事はこちら。
→「キッチン」に関するそのほかの記事はこちら。
お気に入りを解除します。

女性向けのナチュラルなインテリア情報誌です。子供や家族を前提とした
インテリア&家つくり情報を中心に、リノベーションなども紹介しています。
また、「暮らしのなかにある小さな幸せ」を大切に、
自分らしく、心地よく暮らすためのアイデアを紹介するインテリア雑誌です。
