スタジオジブリ×中川政七商店 初コラボレーション

新商品情報

2023.3.1


1716年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店は、スタジオジブリとの初のコラボレーション商品全25種を、本日3月1日(水)12時から、中川政七商店オンラインショップおよび全国の直営店で販売開始。また、コラボレーション商品全種と、ものづくりの背景を紹介する店頭企画「ジブリと、工芸」を、本日より中川政七商店 渋谷店で開催します。
※直営店の発売時間は、各施設の営業時間により異なります
※「中川政七商店 分店」業態および「遊 中川」では、「となりのトトロ花ふきん」「となりのトトロふきん」のみ販売
※多くの人が購入できるよう、【一人・各3点まで】購入可能。ふきんのみ各10点までです



コラボレーションの出発点は、両者に共通する「手仕事への愛」。スタジオジブリのアニメーターという職人集団が一本の鉛筆の線から生み出す映像には、手仕事のぬくもりや強い生命力があふれています。一方、“日本の工芸を元気にする!”をビジョンに掲げ、人の手から生まれるものづくりを大切にする中川政七商店。この価値を次の世代へ伝え、残していくために、日本の工芸を作る中川政七商店と、スタジオジブリが手を取り合いました。


2023年のコラボレーションは、宮﨑駿監督作品として1988年に公開されたアニメーション映画『となりのトトロ』です。


トトロの棲む森に、ふれる


井波彫刻 くすの木のトトロ/330,000円(税込) サイズ:約φ13×17(台座込み) 桐箱付き 一刀一刀、丁寧に彫り出され、子どもたちをそっと見守るようなやさしいまなざしが印象的な井波彫刻のトトロです。


富山県南砺市井波地区に伝わる井波彫刻は、江戸時代から神社仏閣の装飾や日本家屋の欄間などの彫刻を手掛けてきた歴史ある伝統工芸。荒彫りから仕上げ彫りまで、200本以上のノミや彫刻刀を駆使することもあり、その高度な技術は日本の木彫刻文化を支えています。この伝統を受け継ぐ木彫と漆の工房「トモル工房」の主宰・田中孝明氏と、トトロが棲む「くすの木」で木彫り人形を作りました。


※本商品は少量生産のため、中川政七商店オンラインショップのみでの抽選販売。実物は「中川政七商店 渋谷店」で展示しています。


トトロとみつける、蒐集道具


自然の中でみつける、どんぐりや草花、小石。そんなあれこれを、宝物のように集めて飾れる道具です。わずか5cmほどの愛らしいサイズの一輪挿しや、3つの焼き物産地の違いが楽しめるどんぐり皿、何を入れようかと空想がふくらむ宝箱……。「おとうさん、お花やさんね!」そんなセリフが聞こえてきそうな、蒐集道具です。


八尾和紙の型染宝箱(トトロ、マックロクロスケ)/各5,940円(税込) 富山県八尾(やつお)町で八尾型染め和紙を作る「桂樹舎」と作った型染宝箱です。トトロやマックロクロスケが一つひとつ刷毛で塗って描かれた箱に、心をときめかせる宝物を入れて使ってください。


室町時代に始まったといわれる八尾和紙。その魅力をもっと伝えたいという「桂樹舎」の創設者の思いから、華やかさとぬくもりを併せ持つ型染め和紙が生まれました。製紙と染色、すべて職人の手作業による分業で、和紙そのものの素朴ながら力強い手触りと、飽きのこない鮮やかでやさしい染めが特徴です。


肥前吉田焼の一輪挿し(トトロ、中小トトロ、マックロクロスケ)/各4,180円(税込) 佐賀県の工芸品・肥前吉田焼で作った、手のひらサイズの一輪挿しです。トトロたちと遊ぶような気持ちで花を一輪いければ、日常の何げない風景に彩りをもたらしてくれます。


かつて「肥前」と呼ばれていた佐賀・長崎にまたがる地域は、現在も多くの窯元が残る陶磁器の産地。佐賀県嬉野市の吉田地区もまた、江戸時代より400年以上にわたり肥前吉田焼を守り続けてきました。この地に安政年間から続く「与山窯」と作った、トトロの一輪挿し。日本で昔から愛されてきた形の壺を小さくし、熟練の職人が一つひとつ絵付けしています。


美濃焼のどんぐり皿(トトロ、中小トトロ、マックロクロスケ)/各2,200円(税込) 凹凸のある不揃いでやさしい風合いと、鉄絵の味わいのある表情のお皿です。


岐阜県多治見でうつわの作陶から絵付けまで一貫して行う、「蔵珍窯」と作りました。素朴な土味を感じるやわらかい生地に、大胆に絵付けされているのが特徴。粘土の板を一つずつ手で型に押し付けて皿の形にする「たたら技法」により、凹凸のある不揃いでやさしい風合いに仕上がっています。


瀬戸焼のどんぐり皿(トトロ、中トトロ、ネコバス)/各2,200円(税込) お皿から飛び出してきそうな、生き生きとしたキャラクターたちのお皿です。


愛知県瀬戸で四代続く窯元の「水義製陶所」と作りました。キャラクターを立体的な陽刻で表現し、まわりだけに釉薬を施しています。持ち上げたりなでたり触ったり……素焼きと釉薬のかかった部分の質感の違いや、立体感まで楽しんでください。


有田焼のどんぐり皿(トトロ、中小トトロ、ネコバス)/各2,200円(税込) 白磁の美しい素地と、やさしく細やかな絵柄でキャラクターたちが描かれたお皿です。


佐賀県有田町で創業した「幸楽窯」と作りました。鋳込から成形、絵付まで一貫して行う窯元では、伝統工芸士の手描きによる下絵をもとに、高度な転写技術を用いて仕上げ。透き通った質感の有田焼らしい地肌に、やさしく細やかな絵柄でキャラクターが描かれています。


トトロとでかける、探険の相棒


すてきな冒険へと飛び出す……そんな好奇心を、トトロたちが見守っているような道具です。走るたびにカラコロと鳴るお守り鈴や、勢いのままに着られる裏表がないTシャツなど。探険の相棒とともに、トトロとのお出かけを楽しみましょう。


小田原鋳物のお守り鈴(トトロ真鍮、トトロ黒)/各1.980円(税込) リーンと高く澄んだ中に混ざる、カラコロとやさしい音。余韻のある音色が、小さなやすらぎをもたらしてくれます。


古来、鈴は魔を祓う祭具として用いられ、江戸時代後期には各地で地方色豊かな郷土玩具の鈴を製作。その伝統を受け継ぎ、風鈴や小鈴、おりんなどの鳴物を得意とする職人の手により、鋳物ならではの落ち着きのある風合いに仕上がっています。室町時代から続く小田原鋳物の伝統を受け継ぐ「柏木美術鋳物研究所」と作りました。


裏表がない注染Tシャツ(トトロ、マックロクロスケ)/各5,500円(税込) サイズは90~100cm、100~110cmの2種類展開です。


日本の伝統技術「注染」の裏表なく、美しく染まるという特徴を生かしたTシャツ。裏表がないため裏返しで脱いでもそのまま着ることができ、前後もないので小さな子どもでも間違えることなく着用できます。裏表前後のない特殊な縫製は大阪・泉州のブランド、「HONESTIES」の技術。また、注染は大阪の「協和染晒」が手掛け、注染ならではのぼかしや、にじみによる自然な風合いが生まれるのも魅力です。


注染のてぬぐいハンカチ(オープニング、エンディング)/各880円(税込) 「となりのトトロ」のオープニングとエンディングをモチーフにしたてぬぐいハンカチです。


伝統技法「注染」を生かし、奈良の「注染工房」と作っています。表裏を同時に染めるため、畳み方を変えても柄が見えるのが魅力。ワクワクするような絵柄は、子どもたちの毎日のおともにぴったり。通常の手ぬぐいの3分の1サイズなので、四つに折りたためば小さなポケットにもすっぽり入るサイズです。


となりのトトロ花ふきん(トトロ)/1,320円(税込) となりのトトロふきん(トトロ、中小トトロ、ネコバス)/各550円(税込) 映画のワンシーンから抜け出したような「となりのトトロ」のキャラクターたちのかや織ふきん。水彩画をイメージした手跡が残るイラストは、ふきんのために新たに描きおこされたもの。


奈良の工芸「かや織」は奈良時代に日本に伝わった、「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳(かや)に使われる目の粗い薄織物です。2枚重ねの花ふきんは、大判薄手なのでお弁当包みにも重宝。5枚重ねのふきんは、台拭きやおてふきにも便利です。


「となりのトトロ」 © Studio Ghibli
企画/スタジオジブリ・株式会社中川政七商店
発売/株式会社中川政七商店


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