キッチン ストック・調味料の収納

馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2023.2.23

 みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。
 本州で梅が開花したというニュースを見ました。もう春ですね。本州では桜よりも梅の開花が先ですが、北海道ではゴールデンウィークごろに桜と梅がほぼ同時に開花します。そんな地域の植物のちがいも面白いですね。


 さて、今回のコラムはキッチンの食材ストックや調味料の収納についてのお話です。ストックや調味料を使った時、買い出しをした時、自分ひとりだけで把握をするより、家族が分かるようにしたら片付けもぐっと楽になりました。1年ほどのこのスタイルに落ち着いているので、紹介させてくださいね。どうぞ最後までお付き合いください。



 我が家の台所は子どもたちや自分の使い勝手に合わせてよく変えていますが、いまは、リビングと台所の間をカウンターで仕切っています。ここのカウンター下に、食材のストックや調味料を収納しています。



 大きく分けると、日々使用する調味料は黒いスチールのワゴンに



 調味料などのストックは棚に収納しています。使用しているのはDaisoの収納がほとんどです。


 こちらの商品はDaiso300円の商品ですが、蓋がカチッと閉まるのが使いやすくてお気に入り。



 似ている商品は無印にもありますよね。ここでは入れ物の色をグレーにしたかったこと、値段が嬉しいので、Daisoのものを採用しています。



 この他には、小さめの入れ物で足りる「瓶詰め、缶詰め」「飲み物(お茶やココア、スープなど)」には同じくDaisoの蓋付き収納。こちらは子ども部屋で使っていたものを再利用しています。



 最上段には、粉とさらしのストックを置いています。



 粉物はフレッシュロックに収納。



 食材のストックは、私だけが把握していればいいと思っていましたが、このストック棚は少し暗いので見やすいようにラベルの文字を大きくして見やすくしたら、家族も気づいたときに片付けてくれるようになりました。



 ラベルはインテリアのアクセントにもなるので、オシャレなラベルで気分を上げるところがあってもいいし、こうやってパッと見たときのわかりやすさを重視しても良いですよね。



 私のように加齢によって「目が見えにくくなったな」「片付けがおっくうだな」となってきたときに、家族みんなが分かるようなデザインにして、周りも家事に参加しやすいようにするというのも、まわりまわって自分を助けてくれるんだなというのは、ここ1年くらいすごく実感していることです。


 調味料は、このキャスター付きの丈夫なスチールワゴンに入れています。使う時にはコンロの近くまで持って行くことがほとんど。



 中段にはサッととれるスパイス類。



 下段はしょうゆ、酒、みりんなど、入れ物が大きな調味料を収納しています。
 このスチールワゴンに毎日使う調味料を入れると容器がほこりをかぶっちゃうかなと思っていましたが、使ってみると日々コロコロ移動するので汚れはそこまで気にならず、気になった時にサッと拭けばいい程度です。


 このワゴンは耐重量もあるタイプなので、重い鍋をドンと置いて、配膳の時に使用することも。



 台所は毎日フル活動するので、タフで使い勝手のいいものが結局一軍になってきました。


 ここ1年、かなりストレス少なく台所に立てているのは、少しずつ集めているお気に入りの道具のおかげももちろんありますが、「これ、おしゃれだから欲しいなぁ」というものより、「毎日ガンガン使っても大丈夫そう!」と、自分の生活スタイルに合っているかどうかを考えて購入した収納家具のおかげだと思っています。


 いろんなものがあふれている時だからこそ、「本当に我が家に必要かな?」と考えていけたらいいなと思いました。


 さて、次は何しよう?


 


 


 


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馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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