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【4.5畳の台所でも すき間の活用で動きやすく】SMALLキッチン=スマイルキッチンのすすめ①

Comehome!

2023.3.22

作業スペースが狭くてものをあちこちに置いたり、収納に納まりきらなかったりと狭いキッチンには不便がいろいろ。 でも、それを工夫して解決すれば、笑顔ですごせる場所に変わります。そんなふうに上手に工夫している人たちに話を聞きました。今回ご紹介するのは、子どもと一緒にお菓子作りを楽しむ阿部さんです。


この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。


わが家のキッチンは4.5畳しかないけれど
息子と一緒にお菓子作りを
ストレスなく楽しんでいます
その理由はすき間活用で
動線をキープできたおかげ!
〈阿部真由佳さん〉


掃き出し窓を遮らないよう、家具は奥行きの浅いものをセレクト。奥行き38cmの作業用テーブルをキッチンの中央に配置。


3年前に離婚して、子ども2人と引っ越したのが今の団地。収納は流し台の下と吊り戸棚だけだし、作業スペースはまな板を一枚置いたらもうそれだけで何も置けなくなるほど。それまで暮らしていた家はファミリーサイズのキッチンだったので、最初はその狭さにあぜんとしました。


そこでまずは、器や台所道具を必要最低限のものだけに厳選。窮屈な空間にしたくなかったので、買い足した収納棚も、高さや奥行きに徹底的にこだわって選びました。作業スペース不足はテーブルを置くことで解決。



冷蔵庫と通路のすき間約10㎝に
パントリー代わりの棚を作りました


「ラブリコ」と2×4材で作った棚には、カトラリーやお茶、キッチンペーパーなど出番の多いものを置いています。

シンクの下の収納扉にフックをつけ、ポケット収納バッグを下げて保存袋やストローの置き場にしています。

大きなゴミ箱を置きたくないので、100円ショップで見つけたゴミ袋キーパーをシンクの側面につけました。折りたためるので、ジャマになりません。


壁面を使うことで
床面をすっきりさせられます


DIYした壁掛け棚にはお気に入りのポットを並べて。


流し台の立ち上がりは
調味料やまな板の収納にぴったり


流し台の立ち上がりの奥行き15cmに、DIYしたスパイスラックを置いて。壁との間はまな板立てに活用。

手作りワゴンにはふだん使いのコップやお茶碗、お菓子を収納。子どもが取り出しやすいおかげでお手伝いもしてくれます。


工夫したおかげで、キッチンが使いやすく生まれ変わりました。 食器棚とは少し距離があるけれど、足もとをすっきりさせられたおかげで、さっと動けるので問題なし。流し台から振り返ればすぐテーブルがあるのも助かっています。


キッチンの中央に配したテーブルの引き出しには、お菓子作り用の材料を収納しています。

休日は息子とお菓子作りを楽しんでいます。生地をこねたり、型で抜く簡単な作業が楽しいみたいです。


最初はあきらめていた息子とのお菓子作りを実現できたのはうれしいこと。息子と向き合って話すコミュニケーションの場にもなっています。


※次回の「SMALLキッチン=スマイルキッチン」②は3月27日(月)11時〜公開予定です。



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