園芸デザイナー・三上真史さんに教わる【春の庭づくり】 植物の育ちは土で決まる! 土と肥料選びの基本
2023.4.8
草花が芽吹き、樹木の緑が少しずつ深まり、植物があわただしく活動をはじめる春は、ガーデナーにとって1年でいちばんワクワクする季節。園芸店にはさまざま植物が並び、どれを植えようかと選ぶのも楽しい時間ですね。けれど、「可愛いから」とつい見た目だけで選んでしまうことはありませんか? 植物には合う合わないがあるので、庭の環境や手入れ方法に適したものを選びたいところ。そこで、NHK「趣味の園芸」の講師としても活躍している園芸デザイナー・三上真史さんに、たくさんの苗や土、肥料などガーデニンググッズが揃う「ジョイフル本田」にて、ガーデニング初心者が知っておきたい「土と肥料選びの基本」を教えていただきました。
解説してくるのは三上真史(みかみ まさし)さん

1983年、新潟県生まれ。2011年から2021年3月までEテレ「趣味の園芸」ナビゲーターを務め、同年4月より講師として「三上真史ニッポン花づくし」を、2023年4月より「三上真史ニッポン実りのわざ」を担当。また、16年からtvk「猫のひたいほどワイド」水曜MCを務める。16年3月「第33回全国都市緑化よこはまフェア広報親善大使」、18年より「横浜の花と緑をPRするアンバサダー」に就任。21年6月よりGreenSnapのオフィシャルアンバサダーに就任。ガーデンコーディネーターや1級FP技能士、簿記等の資格を持ち、園芸や経済に関する講演会・イベントなど多方面で活躍中。YouTube「三上真史の趣味は園芸チャンネル」にて植物の育て方や楽しみ方を配信中。 YouTube blog Instagram twitter
迷ったら、あらかじめブレンドされた「培養土」がおすすめ
植物にとって土は人間にとっての家のようなもの。
三上さんが、ガーデニング初心者におすすめしたいのが、
熟成された腐葉土が入っていると◎
「
培養土+赤玉土でオールラウンダーな土に
「
それでも水はけが悪いようなら、パーライトを混ぜ込むのも手。見た目はプラスチックのようにも見えますが、実は天然鉱石を高温で焼いたもの。「発泡スチロールのようにたくさんの空気穴ができていて、すごく軽いんです。このパーライトを土に混ぜてあげると、今まで土が固くなってしまってあまり植物が育たなかった土も、ふかふかの水はけのよい土に変わりますよ」
年に1回は耕してふかふかに
肥料の三大成分「窒素、リン酸、カリウム」の働きを知る。覚え方は”母なる根”
土をふかふかにするよう心がけていても、
著者本「三上真史の趣味の園芸のはじめかた~育てる& 楽しむ50のヒント」が発売!

初めての著書「三上真史の趣味の園芸のはじめかた~育てる&楽しむ50のヒント」(2023年4月19日発売)では植物が元気に育つ栽培のコツを50のヒントにぎゅっとまとめて分かりやすくご紹介しています。定価1760円(本体1600円+税)。
その他の記事はこちらより
ロケ地/ジョイフル本田 千葉ニュータウン店
住所:千葉県印西市牧の原2-1
TEL:0476-47-6811(店舗代表)
TEL:0476-47-6825(ガーデン関連商品・サービス)
営業時間:9:00~20:00(資材館は8:00開店)
※アート・クラフトコーナーやペット用品コーナーほかも併設
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執筆/大勝きみこ 撮影/松村隆史
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