【4月のtretre通信】によどの春のいろいろ

tretreの高知・によど通信

2023.4.15


こんにちは、tretreの小原です。
こちら高知・仁淀はすっかり春。
山野草たちが色とりどりの花をつけています。



私たちが暮らす仁淀川町は、桜の多い町です。
高知県内でも有数の桜の名所がいくつかあり、
さらに町中のいたるところに桜、桜、桜。
街路樹や川沿いに植えられたソメイヨシノもあれば、
山々のなかにポッと咲く山桜も。



朝も昼も夜も、どこにいてもどこかに桜があり、
いろんな表情が楽しめるのが贅沢だなぁと毎年感じます。


中でも、私たちが毎年見に行くのが「ひょうたん桜」。
国道から車で10分ほど山を上ると、
桜に囲まれた集落が見えてきます。
その名も「桜地区」。
ここに、樹齢推定500年の「ひょうたん桜」があります。



ほかの桜の木よりもひと際大きく立派な桜の木。
昔からこの山々を見守っているような、
懐の深さがなんとなく感じられます。



エドヒガンという種類で、
つぼみがひょうたんの形に似ていることから
ひょうたん桜と呼ばれています。



毎年、見頃になると、
スタッフみんなでお弁当を持って
お昼ご飯を食べながらお花見をします。
仕事の合間に気軽に見に来られるのは
近所に住む特権ですね。



桜のほかに近年町内を彩るのが「花桃(はなもも)」。
白、薄いピンク、濃いピンクの花がランダムに咲き誇ります。


もともとこの土地の花ではありませんが、
15年ほど前から、ある地区の方が植え始めると
花の美しさを聞きつけた人々が自分の畑などに植えていき、
いまや町内いたるところで見られるようになりました。


目を見張るような鮮やかさに、
桃源郷に来たような華やいだ気持ちになります。



そして、春の味「たけのこ」。
竹林の中にある茶畑の草刈りの合間に
たけのこを見つけます。
竹は伸びて大きくなると茶の生育の妨げにもなるので、
たけのこ掘りも晩御飯用の収穫の意味だけでなく、
茶畑の整備の一環なんですよ。


イノシシもたけのこが大好きなようで、
土から出ているものは
今年はたくさん食べられていました。



一方こちら人間は、
土がこんもりとしているところを見つけ、
顔を出すか出さないかというものを
やさしく掘り出し、最後は鍬でグイっと。
とっても柔らかい食べ頃のたけのこをゲットしました。



私たちがブレンドティーに使う素材も
グングンと成長し、摘み草作業もスタートしました。
今年もまずは「かきどおし」から。


春のいろいろを存分に楽しんだあとは新緑の季節。
忙しい時季がやってきます。


※次回は5月15日に掲載します。お楽しみに!


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