【ひとり暮らしの小さなキッチン】引き出しと戸棚の中を整える①
2023.4.24
引き出しや戸棚の中は人目につきにくいからと、ごちゃついたままにしていませんか?見えない場所を整えると、開けるたびに充実感を得られるし、つぶさに把握できるから、料理にも片づけにも前向きに取り組めるようになります。 そこで、片付け上手な3人に収納を見せていただきました。本日の初回は、小さなキッチンですっきりと工夫している小柳さんです。
この記事は、Come home! vol.69より抜粋しています。
引っ越した先の狭いキッチンの
収納スペースを使いやすく改善
欲しいものがすぐに手に取れるおかげで
レシピを考える新たな楽しみができました
〈小柳智美さん 〉
娘の大学入学を機にひとり暮らしになった私。新居のキッチンは、以前にくらべて狭くなったので、持ち物をだいぶ減らしました。

幅160cm、奥行き42cmと小さなキッチン。すべてをこのスペースに収納するため、ものを厳選。

背面には前の家でも使っていたスチールラックを食器棚として活用。作業台としても使うため、足場板をのせています。
なんとか納まる量になったけど、置き場所をしっかり考えなかったせいで、出し入れにひと手間かかってしまって。そこで、戸棚の中を見直しました。
−Cabinet−
コンロ下
デッドスペースになっていた高さを
木箱で解決

木箱を使って鍋やフライパンを整理して収納。調味料は取っ手付きのかごに入れ、かごごと出して使います。

引き出しを置き、コーヒーやお茶グッズ、お弁当関連のものをしまうコーナーに。引き出しの上のかごにはごちゃつきやすいミキサーを収納。

深さがあって立てて収納できるので、取りやすいんです。
なんとかしたかったのが調味料。よく使うものだけでもすぐ手に取れるようにしたくて、鍋類が独占していたコンロ下に目をつけました。木箱を使って空間を整理して、置き場を確保。頻繁に使う塩とコショウをかごに入れて、一度で取れるようにしました。
−Drawers & Cabinet−
引き出し&シンク下
引き出しを使って
奥のものに手が届きやすく!

シンク下にはバットやお菓子作り用の型などをスチールラックを利用して収納。古道具の引き出しには保存袋を入れています。

作業台下の引き出しは、頻繁に使うすりこぎやしゃもじなどの調理道具を。
−Cabinet−
吊り戸棚
大きなざるは
立ててしまうと出し入れしやすく!

流し台から手をのばせば取り出せる場所だから、よく使うざるやボウルを収納。竹のざるやすし桶は湿気の少ない吊り戸棚が定位置。

茶碗やお椀をかごに入れて収納。使うときはかごごと取り出します。
ほかも引き出しやかごを使って改善。色も統一感が生まれ、開けても可愛くなりました。ひとり暮らしになって張り合いがなくなりそうだったけど、見えない場所を整えることで、気持ちが前向きになれたのもよかったです。

近くに住む父が育てた野菜を生かしたおかずと、土鍋で炊いたご飯がふだんのメニューです。
※「引き出しと戸棚の中を整える②」は4月26日(水)11時〜公開予定です。
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