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ミニトマトの育て方|プランターなら簡単!わき芽を取るコツも

プランター栽培を始めましょう

2023.5.20

今回は、室内やベランダで「収穫」を楽しみましょう!
赤くて丸い小さなフォルムが何とも愛らしいミニトマト。


UETEからのヒントをマスターすれば、意外と簡単に美味しいミニトマトをいただくことができますよ。


 


ミニトマトの育て方
プランターなら簡単!わき芽を取るコツも



ミニトマトの育て方を初心者さんにもわかりやすく解説します。
ミニトマトをプランターで栽培するには、苗の植えつけから収穫まで7つのステップを押さえましょう。
病気や害虫の対策や、栽培中につまずきがちなよくある質問もまとめました。
おいしいミニトマトを収穫するための参考になりますように。



ミニトマトってどんな野菜?



ミニトマトは、家庭菜園で人気No.1。失敗が少なく育てやすい野菜です。
真っ赤に完熟した果実はリコピンなどの機能性成分を多く含み、緑黄色野菜の代表として私たちの健康を支えてくれています。
房状に小さな黄色い花が咲き、緑色の実が黄色から赤色へと美しく色づいていく姿を見られるのは家庭菜園ならではの醍醐味。
2mほどの背丈に育ち、夏から秋にかけて次々に実がなる姿は圧巻です。


ミニトマトをプランターで育てる時期や環境



ミニトマトは春から育てはじめて、夏に収穫を楽しむ夏野菜です。
育てはじめるにあたって把握しておきたいスケジュールや栽培環境についてまとめました。


・ミニトマトの栽培カレンダー



・ベランダなど日当たりと風通しのよい場所で育てます
トマトの原産地はペルー、エクアドル近辺のアンデス高原地帯。昼と夜の気温差が大きい地域です。
そんな地域を故郷に持つので日中は太陽の強い光を必要としますが、夜間は比較的冷涼な気候が好み。
朝日が当たり、西日の当たらない南向きのベランダで育てられるのがベストです。
ベランダがなかったり、ベランダの日当たりが悪いご家庭は庭先や玄関先での栽培をご検討ください。


・プランターは25L以上のものを
ミニトマトは生長すると草丈が2m前後になり、また栽培も長期にわたるので、コンテナは25L以上の大型のものを使用します。


・夏の熱帯夜は要対策
夏の熱帯夜はミニトマトにとって過酷な環境。
エアコンの室外機から出てくる温風に直接当たらないようにしたり、レンガやスノコといった台に載せて地面から離してあげたりするなど、置き場所には十分配慮を。


ミニトマトのプランター栽培に必要なもの



・ミニトマトの苗
・プランター(25L以上のもの)
・培養土(15L)
・肥料
・支柱(180cm丈を3本)
・誘引に使う紐
・ジョウロ
・剪定ハサミ



ミニトマトのプランター栽培の方法|7つのステップ



ミニトマトのプランター栽培の方法を7つのステップにまとめました。
家庭菜園ブランド「UETE」の定番商品「ミニトマト スターターセット」を使って、ミニトマトの育て方をご紹介します。



① 土づくり


まずは、UETEの培養土「UETE SOIL PACK」を使って土づくりに取りかかりましょう。


家庭菜園で重要なポイントのひとつに、育てる野菜と土との相性があります。
UETEのオリジナルアイテムのUETE SOIL PACKは、軽量で野菜が健全に根を張り成長するように、野菜が喜ぶ良質な栄養源をオリジナルブレンドした培養土。
お届け時はさらさらと乾燥した状態になっていますが、使用前に水を含ませることで効果を発揮します。


使い方はカンタン。
3袋分(計15L)のUETE SOIL PACKに対して500mlの水をたっぷりと含ませて、プランターの中で大胆にかき混ぜたらUETE流の土づくりの完成です。


② 苗の植え付け



培養土の用意が整ったら、ミニトマトの苗をポットからプランターへ移し替えてあげましょう。


これを苗の「植えつけ」と呼びます。


ポットから抜き取ったばかりの根と土が絡まり合った「根鉢(ねばち)」が、土よりもやや高めか同じになるようにしてください。
植えつけ後はひのき木綿で表土を覆い、再びたっぷりの水やりを。


このとき、肥料をあげる必要はありません。
UETE SOIL PACKに含まれている肥料成分が、効き目を発揮するからです。


植えつけたら、苗を土になじませるために再び500mlの水を与えます。


③ 支柱立て



植えつけたら、長さ180cmの支柱3本をプランターに立てます。
各支柱の上部はピラミッド型に紐で縛ります。


「誘引」はやさしく8の字で
支柱を立てたあとに、茎と支柱を紐で結びつけることを誘引といいます。
茎が傷まないようにゆとりを持たせながら、8の字で結びつけましょう。


④ 水やり



ミニトマトを育てはじめたら、毎日、土の状態をチェックしましょう。
表土が乾いたら水やりをします。
プランターの底から溢れるくらいにたっぷりとお水をあげてくださいね。


水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利ですよ。


⑤ わき芽を取る



茎と葉の付け根の部分から出てくる新しい芽のことを「わき芽」といいます。
そのままにしておくと四方八方に葉や枝が茂るので栄養が分散してしまったり、病害虫の原因に。


また、トマトは、一般にこのわき芽をすべて摘み取り、主枝1本だけに果実を着果させる「一本仕立て」で育てます。
中心の茎(主枝)を強く太く育てたいので、わき芽は見つけたら摘みとるようにしてください。


⑥ 肥料(追肥)



植物を植えつけた後に施す肥料のことを「追肥(ついひ)」と呼びます。
ミニトマトがすくすくと育つように、まずは植えつけから約1カ月後、3段目の花が開花したら、ひのき木綿をめくって肥料1袋(15g)を株元へ。


その後も、5段目、7段目、9段目の花が開花するタイミングで収穫が終わるまで追肥を繰り返し、
ミニトマトのすこやかな生長を促します。


肥料の量の目安は、UETEがお届けする肥料袋を追肥1回につき1袋です。


⑦ 収穫



ミニトマトでは、開花後40日程度で赤く着色してきます。
実が真っ赤に熟したら収穫の合図。
ヘタをハサミで切り取って、採れたての完熟の味をぜひご体験ください。




ミニトマトのプランター栽培で注意すべき病気や害虫



ミニトマトのプランター栽培で注意すべき病気や害虫について解説します。


・病気
ミニトマトの病気は、主に灰色かび病やうどんこ病、疫病などが挙げられます。
こういった病気にかかると葉や実に異常があらわれ、最悪の場合、株ごと枯れてしまうことも。


栽培後半になると下葉が繁り、湿度がたまりやすく病気発生の原因になるため
下葉を摘みとって風通しをよくし、病気の発生を予防します。
摘みとってもよい葉っぱは、赤く色づいていく実よりも下の位置に生えている葉です。


・害虫
ミニトマトの害虫で特に気をつけたいのが、アブラムシ。
アブラムシは新芽の先につき、葉を食べてしまいます。
予防策としてはアブラムシ除去剤を使用したり、木酢液やニームの希釈液を苗にスプレーしてください。


ミニトマトのプランター栽培に関するよくある質問



ミニトマトの育て方に関するよくある質問をまとめました。


Q. ベランダはありますが日当たりがイマイチです。
それでもベランダで育てられますか?
A. ミニトマトのプランター栽培にとって、日当たりは重要です。
甘くておいしいミニトマトを収穫するには直射日光をたっぷりと浴びることが重要です。
直射日光にできるだけ長く浴びられる庭先や玄関先があれば、そちらに場所を移して育ててあげてください。


盛夏期は直射日光の当たりすぎに注意
ただし盛夏期になると、あまりにも高温だったり直射日光が強烈すぎると実が割れてしまうことがあるでしょう。
これを防ぐには「遮光ネット」が役立ちます。


Q. ミニトマトは室内でも育てられますか?
A. プランターを使って土に植えて育てる方法(土耕栽培)では難しいです。
ミニトマトは太陽の強い光を好むので室内栽培は難しい野菜です。
専用のキットなどを使用すれば水耕栽培なら育てられる事例もあります。



Q.春先になるとトマトの苗が多くの園芸店で並ぶようになりますが、どのような苗を選べばよいですか?
A. 基本的には次のようなことに注意しましょう。
①茎がしっかりしていて徒長していないか
②生長点付近の葉色が鮮やかな緑色をしているか
③茎や葉に奇形がなく、病気が見られないか
また、苗の販売は早ければ3月から行われていますが、
購入して植えつけるのは霜が完全になくなった5月上旬の連休ごろが良いでしょう。



Q.ミニトマトは種から育てられますか?
A. 家庭菜園では難易度が高く、初心者の方にはおすすめできません。
一般に、ミニトマトは苗を植えつける5月上旬から逆算してその2カ月前の3月に種まきをします。
種の発芽には高温(20~30℃)が必要なのですが、3月はまだ気温が低いため加温設備が必要です。
その後も生育適温の環境で育てると、だいたい60日前後で育苗が完了します。
こうした栽培管理の難しさから、家庭菜園の初心者さんには種からの栽培はおすすめできません。
品質の良い苗を買い揃え、苗から育てはじめるようにしてくださいね。



ミニトマトを上手に育てておいしく収穫しよう!


家庭菜園でミニトマトを育てるおもしろさは、苗から育てたミニトマトを新鮮なうちに自分で収穫して採れたてのおいしさを体感するところにあるでしょう。


苗から育てて、成長を見守ることで、普段口にしている野菜がどんな風に育っていくのかを知ることができるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です。


初めてミニトマトを育てるならUETEがおすすめ



家庭菜園ブランド「UETE」では、ベランダなど育てる場所さえあれば誰でも簡単にミニトマトの家庭菜園を始められる「ミニトマト スターターセット」を販売中。


UETEがお届けするミニトマトの苗は 「千果」という品種。糖度が高く、食味に優れていることから市場でも人気のある品種です。
花数が多く、たくさん果実をつけるため、収穫の楽しみが存分に味わえます。


今春の注文締め切りは、522()正午。ぜひUETEオンラインサイトへ遊びに来てください。


家庭菜園のある心地よい暮らしをUETEではじめてみませんか?


 


家庭菜園ブランドUETEhttps://uete.jp/


公式Instagramhttps://www.instagram.com/uete.jp/


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