【5月のtretre通信】摘み草のハイシーズン
2023.5.15
こんにちは、tretreの小原です。
こちら高知・仁淀は新緑まぶしい季節からすこし経ち、
文旦など柑橘の木に花が咲きはじめました。
柑橘の花の香りは甘くさわやかで、
薫風にのってふんわりと鼻をかすめたりすると、
とっても心地いい気分になります。
さて、春から初夏は私たちの摘み草のハイシーズン。
たくさんの草花が芽吹き、ひと雨ごとにグンと成長し、
摘みどきを迎えています。
スタートは「かきどおし」
シーズン最初はいつも「かきどおし」から。
日当たりが良く適度に湿り気のあるところに群生する植物で、
皆さんも道端の草むらや公園などで目にしたことが
あるかもしれません。
丸くて可愛らしい葉っぱと
紫色の花の可憐な印象とは裏腹に、
ツル性でどんどん広がる力強さを持っています。
垣根を通すほどのしぶとさから
「かきどおし」と名付けられたそう。
農作業をする皆さんにとってはやっかいな雑草のひとつです。
摘みとると、スパイシーさとさわやかさ、
そして香ばしさも感じられるような印象があります。
乾燥させるとさらに香りが凝縮され、
シソにも似た独特の香味がでてきます。
ビワの葉を使ったブレンドなどにくわえると、
良いアクセントになるんですよ。
お次は「よもぎ」
みなさんご存知の「よもぎ」。
鮮やかな緑色の柔らかい新芽の頃が摘みどきです。
小さな沢のほとりや畑の脇などに群生しています。
摘んでいるそばから、あのよもぎの香りが漂います。
毎年収穫させていただいている畑の方と、今年も一緒に作業。
川沿いの傾斜地でいろんな野菜を上手につくる方で、
よもぎを摘みながら、旬の野菜の育て方やお料理などの話に花が咲きます。
群生しているスポットに移動。
険しい傾斜地を登ったり下ったり。
これも畑の一角です。
私たちが摘むのは主に標高400~500mほどのもの。
香りや味のバランスが私たちのブレンドティーに好相性なのです。
よもぎ餅などに使うには、香りと味わいがガツンとくる、
もっと標高の低いところに生えているものが良いようです。
帰りには野菜のお裾分けをいただきました!
いつもいつも本当にありがたいです。
よもぎの後は、茶、どくだみ、シソなど
ぞくぞくと作業が待っています。
天気予報とにらめっこの日々が続きます。
よもぎを使ったブレンドティー
mogi(モギ)
香りゆたかなよもぎを、
さわやかな味わいのレモングラスやミント、
深いうまみの釜炒り茶とブレンドしています。
※次回は6月15日に掲載します。お楽しみに!
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